子どもの障害を自分のせいにする方へ

「自分が人を傷つけたのが子どもに出てしまったのかな」「自分にとって罰ゲームなのかな」などと、子どもが障害を持って生まれてきたことを自分のせいにするお母さんが多いのですが、どのように考えたらいいでしょうか?
(東京都・3児の母)

幸福の科学の職員や先輩会員が、人間関係の悩みや仕事・家庭での悩みなど、人生の途上で出会う具体的な問題にお答えします。幸福の科学では「人生は一冊の問題集」であると捉えて、幸福になるための心の法則を学んでいます。

子どもの障害を自分のせいにする方へ【ハピママしあわせ相談室Vol.1】

障害児の子育ては「宝探し」

子育ては、障害児であろうとなかろうと、「宝探し」だと思うんです。一見「罰ゲーム」に見えるような大変さというのは当然あると思います。障害児を持っていることでお医者様に何度も掛かったりとか、いろんな診断を受けに行ったりとか、普通だったらしなくていいような経験をたくさん、小さいころから重ねますので、確かに大変だし疲れるとは思います。
でも、罰に見えていたものが、くるっと宝物に変わる瞬間がこれから絶対来ると思うので、そこをひとつ見つけてほしいし、見つかるまでがんばっていってほしいなと、すごく思います。

「宝物」を引き出されなかったら、偉人ヘレン・ケラーは誕生しなかった

もう一つの意味で「宝探し」という言葉を使うとすると、お子さんの能力もまさしく宝探しなんです。ヘレン・ケラーはとても有名なのでみなさんご存じだとは思うんですけど、サリバン先生に出会う前のヘレンというのは、お家の方々から「この子はハンディがあってかわいそうなんです」「だからこれでいいんです」と思われて、一見親切なやり方で放置されていたわけです。でも、サリバン先生には、ヘレン・ケラーが持っている宝物がたぶん見えて、「よし、これを引き出そう」という決意をされて、その確信のもとにずっと教育をし続けることができた。サリバン先生のそのエネルギーが偉人ヘレン・ケラーをつくったわけですから、それと同じような偉業を、障害児を持つお母さんは、自分の子どもに対して日々やっているのだと思います。

自閉症の診断を受けた子どもが後に天才児になった事例

子どもは、周りにいる大人、信頼している大人が「あなたはこういういいところがあるよね」と期待して見てあげると、本当にそういうところを、俄然はりきって見せてくれるものですので、まずどういう目で子どもを見るかというところを、ぜひお友達ともお話をされてほしいなと思います。アメリカでは、2歳のときに自閉症の診断を受けながらも、IQ170以上と言われ、10代で大学の先生になった方がいらっしゃいます。この方の場合、州が推進する教育を受けたら自閉傾向が進んでいったために、お母さまが公の教育を全部断って、自分がいいと思うやり方で教育したのだといいます。それは、苦手なことを平均値まで持ってこようという教育ではなくて、好きなことをしっかりさせてあげるやり方でした。集中している間はどこまでもそれに没頭させてあげる、そういう教育をしたところ、結果的にですけれど、天才児が育っていったという事例があります。

障害児の中に眠る素晴らしさを見つけよう

こうした方が出てくることは、「障害児の中にはこんなに素晴らしい部分が眠っているんだ」というサインだと思うんです。だから周りも「手のかかる子」「出来ない子」「迷惑な子」という見方をするのではなくて、この子の中に、普通の人では発想できない優れた考え方や高尚な精神が宿っているかもしれない、という目で見てあげること。それがお子さんの宝物を引き出すことにもなるし、そういうやりとりをしたということが、周りにいる人たちにとっても、すごい宝物だと思うんです。ヘレン・ケラーも幸せだったと思いますが、たぶんサリバン先生も、もっともっと幸せだったと思います。罰ゲームじゃなくて、それは、ある瞬間を境に宝物に変わるんだという、そんな希望を持って、子育てをされていったらいいのではないでしょうか。


ハピママ:しあわせ相談室 諏訪裕子さん

答えてくれたのは……
ユー・アー・エンゼル!運動 諏訪祐子
3児の母で、知的障害の長男を育てた経験をもとに、全国で障害児の集いや、障害児相談を行っている。
著作『障害児をはぐくむ魔法の言葉 ユー・アー・エンゼル!』

オススメ書籍

『じょうずな個性の伸ばし方―お母さんの子育てバイブル―』(大川隆法 著)

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