脚本家 大川咲也加が語る 映画『世界から希望が消えたなら。』に込めた思い

映画『世界から希望が消えたなら。』 は、日本での公開に先駆けて、すでに「マドリード国際映画祭 2019」の外国語映画部門 最優秀監督賞をはじめ海外6カ国の映画祭で25の賞を受賞し、「サンディエゴ国際映画祭 2019」でも日本から初めて公式選出される等、大きな反響を得ています。これまでに50冊の書籍を刊行し、日本や世界の文学の解説本「文学のすすめ」シリーズ を 著書に持つ大川咲也加副理事長による映画脚本は、イタリアの「フローレンス映画賞 2019」7月度 脚本賞、チリの「ザ・サウス映画芸術祭 2019」8 月度長編部門 名誉脚本賞、「ゴールデン・アース映画賞2019」9月度 脚本賞を受賞。その実力が国際的に評価されている咲也加副理事長が、作品に込めた思いについて語りました。

―映画『世界から希望が消えたなら。』は実話を元にしたフィクションということですが、ストーリーについて教えてください。

15年前、大川隆法総裁が心不全と肺水腫で倒れ、奇跡の復活を遂げました。本作は、その実話を基にしたフィクションです。また、「働き盛りの世代が病に倒れ、死に直面したとき、いかに乗り越えていくのか」という普遍的なテーマを取り上げていますので、多くの人に共感いただけると思います。

―初めて脚本を執筆されたということですが、どのように書き進まれたのですか?

具体的には、製作総指揮者である大川隆法総裁からいただいた原案をもとに、脚本に落とし込んでいきました。総裁からは原案以外にも、「自分の人生に『IF(イフ)』が起きたとき、妻や子供たち、事業のあるなか、自分自身の死の宣告をどう受け入れることができるか」「死という絶望を乗り越え、奇跡の復活を遂げた人間が、『公』の使命に生きていく」など、本作において大切なポイントをお教えいただきました。伝えるべきポイントを外さないように、ずっと祈りながら書きました。

―40代の男性が主人公ですが、心情や人物像を描き出すにあたって、何か心がけたことはありましたか?

私自身、急に病に倒れたという経験はないのですが、当時の大川総裁のお気持ちと、病床にあって「人生が終わってしまうかもしれない」という絶望の淵に立たされた人はどういう気持ちなのだろうということを考えて、そこに気持ちを寄せていきました。

―脚本には、製作総指揮の大川隆法総裁のお気持ちも強く反映されているのですね。

そうですね。脚本には、大川総裁の実体験をかなり盛り込んでいます。当時は私も病院にかけつけましたが、大川総裁は「私は絶対に死なないから、信じて待っていてね」とおっしゃってくださったのを覚えています。娘として当時の様子を見てきていますので、作品によりリアリティを感じていただけたらと思います。

―本作の見どころ、ご覧になる方々に受け取っていただきたいテーマは、どのようなところでしょうか?

本作は、現代に救世主が生まれたら、病気を機にどのように変わり、どのような決意のもと救世主として目覚めるのかを描いたストーリーでもあります。絶望と孤独のなかで独り立っていくヒーロー像、苦しみのなかにいる人々への愛を感じていただけたら、とてもありがたいと思っています。

―咲也加副理事長は、大川総裁の「復活体験」を間近にご覧になって、どのように感じられたのですか?

総裁ご自身は、「死にかけたからこそ、後悔のないように、やり残したことがないように、救世運動をしていきたい」と語っていました。当時、「数百冊本を書いたし、もうこのぐらいで死んでもいいのかな」という考えがよぎったそうですが、今では著書は二千五百冊を超えています。本当にトワイス・ボーン(二度目の誕生)だったと思います。大川総裁は、病気をしてから3年後の2007年から、海外も含めて全国の支部への巡錫を始めました。もう信者の皆さんに会うのは最後かもしれないと思って、最後の挨拶のつもりでやっていたそうです。

―まさに「不惜身命」の精神で使命を果たされていたのですね。

はい。私自身、「たとえ医師から死の宣告を受けても『自分にはやり残した使命がある。まだ死ぬべきではない』と強く確信すれば、心の力によって病をも治していける」という奇跡を目の当たりにして、信仰がより深まりました。信じることで乗り切っていける過程を間近で見させていただけたのは、とても貴重な体験でした。

―最後に、映画をご覧になる方々へメッセージをお願いします。

本作の海外版のタイトルは、「Immortal Hero(不死身の英雄)」ですので、一つの「英雄伝」として、観ていただけたらありがたいです。公的な使命のために、自分の全てを捨てて一人で立つ姿というのは、世界的にヒットしているヒーローものにも通じるところがあると思います。主人公の台詞には、海外の方に向けて発するメッセージもあるので、今の混乱する国際情勢を考えてみても、世界に訴えかけるものがあるのではないかと思います。

また、「奇跡」がテーマの一つですので、主人公の身に起きたような大きな奇跡とまではいかなくとも、世の中にはさまざまな奇跡が満ちあふれていることを感じていただけたら嬉しいです。

ザ・サウス映画芸術祭の受賞証書
南米チリにて3年目となる映画祭。本作は8月度に長編部門名誉脚本賞を含む8つの賞を受賞した。
フローレンス映画賞のトロフィー
イタリア・フィレンツェで本年新たに開設された映画賞。本作は7月度の脚本賞と長編部門名誉賞を受賞した。

本インタビューは、『「世界から希望が消えたなら。」公式ガイドブック 』『ARE YOU HAPPY? 2019年6月号 』『The Liberty 2019年6月号 』の記事を抜粋し、加筆・再編集したものです。

大川咲也加副理事長が出演した【ラジオ番組 天使のモーニングコール】

脚本家に訊く、映画「世界から希望が消えたなら。」の魅力 天使のモーニングコール 1439回 (2019/4/27・28)

イメージソング「もう一度だけ」に込められた想い 天使のモーニングコール 1440回 (2019/5/4・5)

大川咲也加副理事長が歌う「もう一度だけ」映画『世界から希望が消えたなら。』イメージソング【Music Video ショートver】

映画「世界から希望が消えたなら。」 10/18公開

Story

ベストセラー作家であり、自ら出版社を経営している御祖真みおやまこと。妻や3人の子供にも恵まれ充実した日々を過ごしていた彼には、誰にも言えない“秘密”があった。そんなある日、帰宅途中に胸の苦しみを感じた真は、外の空気を吸うために庭園を散歩する。そこでは結婚式が行われていた。娘の将来の花嫁姿を思い浮かべた矢先、激しい心臓発作に襲われその場に倒れてしまう。意識を失いかけた真の手には、トルストイ著『復活』が握られていた。緊急搬送された病院で医師から告げられたのは、無常にも“死の宣告”だった。

Movie

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