映画『夜明けを信じて。』脚本 大川咲也加インタビュー リアルに追求した「救世主が世に立つまでの軌跡」

10月16日公開の映画『夜明けを信じて。』は、マドリード国際映画祭の長編外国語映画部門で最高賞にあたる「最優秀作品賞」に輝いたのをはじめ、世界で最も有名なインディペンデント映画祭の一つであるレインダンス映画祭(イギリス)の特別上映作品に決定し、北米で著名なサンディエゴ国際映画祭では昨年の『世界から希望が消えたなら。』に続いて公式選出作品に選ばれるなど、早くも海外で高い評価を受けています。大川咲也加・幸福の科学副理事長が執筆した脚本についても、ニューヨーク映画賞2020年8月度で最優秀長編オリジナル脚本賞、オニロス映画祭(イタリア)最優秀脚本賞を受賞しています。脚本執筆のほか、楽曲編曲やキャンペーンソング歌唱もつとめた大川咲也加副理事長が、本作に込めた思いを語りました。

「悟りを求める姿勢」をより強く描き出す

―― 本作の制作はどのように決まったのでしょうか。

映画『夜明けを信じて。』は、「救世主が世に立つまでの軌跡」というテーマで、『さらば青春、されど青春。』(2018年公開)では描けなかった、より真実に迫った作品としてつくり直すことはできないかというところから企画がスタートしました。

前作との違いとしては、主人公の「悟りを求める姿勢」がより強く描かれていることが特徴です。恋人と別れるか悩むというところではなく、仕事では頑張っていたし、いい人間関係も築いていたけれど、それでも使命のためにすべてを捨てて立つところを、もう少し厳しい目で描いたものになりました。

―― 脚本を書く際に心掛けたことはありますか。

大川隆法総裁先生の実体験に基づいたストーリーなので、偉人伝を書くような気持ちでつくらせていただきました。

総裁先生も、『スパイダーマンに近いのかもしれない』とおっしゃっているのですが、特に霊能力を持ってからは、普通に生活しているように見えるけれども、自分の本当の使命については人に語れない孤独感や、大いなるもののために生きる責任感といったところを描いています。

もしかしたら、聖書などで救世主の人生を学んでいる欧米の方のほうが理解しやすいかもしれません。

リアリティの追求

―― 実体験がベースとなっているだけあって、セリフなども非常にリアルに感じました。

この映画には、当時のご様子が語られた御法話や『若き日のエル・カンターレ』などのご著書の内容のみならず、身近にいらっしゃった方々の守護霊霊言などをもとに、実際の会話や出来事がたくさん盛り込まれています。この作品は、周囲の人の視点をも通して、よりリアルに「救世主が立たれるまでの真実」を描く作品として制作しています。

この映画も『世界から希望が消えたなら。』(2019年公開)と同じく「実話をもとにしたフィクション」ですが、ノンフィクションを書くような気持ちでシナリオを書かせていただきました。

―― 商社で働く主人公の姿も非常に力強く、見ごたえがありました。

今回は「仕事でいかに活躍していたのか」について具体的な事例をいろいろと書かせていただきました。主人公が仕事でも第一線で活躍していたことをはっきり描くことで、主人公が宗教家として立つときに「すべてを捨てた」ということをより強調できたと思います。

また、劇中に登場する業務マニュアルや、社内報、自費出版した詩集などは、総裁先生のお話や実物に基づいて忠実に再現しているので、注目していただきたいです。

「ただ一人往く」という主人公の心情

――主演の一条悟役はどのように決まったのでしょうか。

今回は主演選考のためにオーディションが開催されました。私も立ち会わせていただいたのですが、選考においては、演技ができることはもちろん、霊的に悪しき影響を受けにくいタイプかどうかという点もポイントでした。

また、主人公の持つ真面目さや清廉さ、清潔感、勤勉な姿勢が出せる人かというところ、心の芯の部分に「求道心」を持っているかということなども判断基準としてあり、田中宏明さんが選ばれました。

―― 楽曲からも、主人公の求道心や悟りへの決意などが感じられます。

今回、『夜明けを信じて。』には、総裁先生が作詞・作曲された楽曲を6曲賜りました。

主題歌の「ただ一人往く」は、主人公の心情を歌っているので、それをいかにうまく出せるかというところにいちばんこだわりました。「ただ一人往く」というタイトルだからこそ、前作との違いも明確になりました。環境に翻弄されてすべてを捨てるのではなく、使命を自覚して、自分自身をそうした厳しい環境に持っていっている感じが出たと思います。

―― キャンペーンソング「たとえ世界を敵に回しても」では歌唱も担当されていますね。

歌唱を担当した「たとえ世界を敵に回しても」は、女性の立場から頑張る主人公を励ます曲です。映画『世界から希望が消えたなら。』で、娘の立場から病に倒れたときの総裁先生に向けて歌ったという話をしたことがありますが、今回も、当時の総裁先生を励ます気持ちで歌いました。

また、この曲を含め、総裁先生から賜った6曲は、編曲にも携わらせていただきました。どの曲の歌詞も少し厳しめですが、編曲でもそういう感じが出るよう意識しました。

今までにないくらい「救世主の真実」に迫った作品

――本作に期待を寄せてくださっている方へメッセージをお願いします。

『夜明けを信じて。』は、「救世主が立たれるまでの真実」に、今までにないくらい深く迫った映画だと思います。『さらば青春、されど青春。』とはまったく違った作品になったと感じていますので、前作をご覧くださった方々にも、また新しい映画として楽しんでいただきたいです。

また、映画公開にあわせて、脚本に引き続き、小説も執筆させていただいています。映画と一緒に、ぜひ楽しんでいただけたらありがたいです。

本インタビューは、『夜明けを信じて。』公式ガイドブック(9月初旬発刊)『ARE YOU HAPPY? 2020年10月号』の記事を抜粋し、加筆・再編集したものです。

映画『夜明けを信じて。』2020年10月16日(金)公開

現代の救世主が世に立つまでを描いた感動作

1991年7月15日、東京ドーム。この日、宗教家・一条悟の大講演会が始まろうとしていた。四国の小さな町に生まれ、一流大学を経て大手商社に就職し、エリートの道を歩みながら、突然退職して、姿を消した一条悟ー。なぜ、彼は、約束された将来を捨て、宗教家になることを選んだのか。

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