親子の縁 ―大川隆法総裁 心の指針154―

(最終更新:

大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」10月号でもご覧いただけます。

今月の「心の指針」では、親子の縁に偶然はないことが説かれました。誰もが経験する親子の葛藤を乗り越えるヒントを、佐藤正 宗教教育企画局 室長に聞きました。

「親子の約束」をしてくる

親子の喧嘩や葛藤は誰もが経験するものですが、どの親子も、魂の視点で観れば「約束して生まれてきた間柄」です。これを知ることが、親子関係を改善する第一歩になります。
人間は、この世とあの世を何度も生まれ変わりながら魂を磨いている存在ですが、いつも一緒に生まれてくる「ソウルメイト」という仲間がいます。親子のように近しい関係で生まれる人は、今世も共に魂修行をしようと約束してきたソウルメイトなのです。ですから、「こんな親の子供になりたくなかった」などと否定的に捉えるのではなく、「この家庭環境で頑張ろう」と前向きに考えることが大切だと思います。
幸福の科学の仏法真理塾「サクセスNo.1」では、生徒たちに「親子の縁」を教えています。今までいろいろな理由から親に反抗していた子でも、「自分が親に頼んで生まれてきた」ということが腑に落ちると、心境がガラッと変わります。親に感謝するようになったり、勉強に集中できるようになったりと、大きく成長する姿を数多く見てきました。

血の繋がらない親子の場合

さて現代は、離婚や再婚が増えており、血縁のない親子関係の悩みも生まれています。しかし、たとえ実の親子でなくても、今、家族になっているということは、相当、縁の深いソウルメイトのはず。ですから、あまり血の繋がりの有無だけを気にし過ぎないで欲しいのです。
実は、私も離婚・再婚を経験して、娘三人のうち、上の二人は今の妻と血の繋がりはありません。それでも、家庭円満でいられるのは、家族の皆が幸福の科学の教えを学んでいるおかげだと思うのです。
「魂の縁」という霊的な視点から、親子や家族の絆を考えていくことが、幸せな家庭をつくっていくカギだと感じています。


本内容は、月刊「幸福の科学」第368号より転載し、編集を加えたものです。

大人気の「心の指針」が掲載されている月刊「幸福の科学」は、定期購読もできますので、ぜひご利用ください!

関連動画

上げてみて、下げてみて―大川隆法総裁 心の指針232―

上げてみて、下げてみて―大川隆法総裁 心の指針232―

どうやったら、人の仕事能力が測れるのか。結構、難しい問題だ。

神様の悩み―大川隆法総裁 心の指針231―

神様の悩み―大川隆法総裁 心の指針231―

神様も実は困っているのだ。貴族制を維持すると、怠け者が増え、堕落する者が満ち、「色」「金」「欲」で、この世に執着する者が増える。

人に違いがあるということ―大川隆法総裁 心の指針230―

人に違いがあるということ―大川隆法総裁 心の指針230―

若い頃は、他人と自分とを比べて、その違いに苦しむことが多かった。たいていは、他人が優れてみえて、自分の劣ったところばかり気にしたものだ。

痛みに耐える―大川隆法総裁 心の指針229―

痛みに耐える―大川隆法総裁 心の指針229―

心の指針「痛みに耐える」を深く学ぼう 本指針の理解を深めるためにおすすめしたい、大川隆法総裁の経典をご紹介します...

性の抑圧―大川隆法総裁 心の指針228―

性の抑圧―大川隆法総裁 心の指針228―

心の指針「性の抑圧」を深く学ぼう 本指針の理解を深めるためにおすすめしたい、大川隆法総裁の経典をご紹介します。 ...

PICK UP

『小説 揺らぎ』大川隆法書き下ろし小説
『小説 とっちめてやらなくちゃ-タイム・トラベラー「宇高美佐の手記」』大川隆法書き下ろし小説
『十年目の君・十年目の恋』(作詞・作曲:大川隆法)