霊言とは何ですか?守護霊霊言のメカニズムや疑問を徹底解説

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霊言とは、霊の言葉を霊能者が語り下ろす現象

霊言(れいげん)」とは、「あの世」にいる霊を呼び出し、その霊の言葉を霊能者が語り下ろす現象です。イスラム教では、ムハンマドの口を通してアッラーが語った内容が聖典「コーラン」になるなど、世界的宗教も「霊言」から始まっています。

幸福の科学の霊言は、巫女や霊媒師とは異なり、トランス状態(喪失状態)になって「霊に乗っ取られる」のではなく、大川隆法総裁の意識がはっきりしたままで、同時通訳をするように霊の言葉を伝えています

大川隆法総裁は、霊言をすると同時に自分自身が「審神者(さにわ)」となることができ、“霊の言葉を伝えている自分”と、“霊言をしている霊を見ている自分”と“全体を見ているもう一人の自分”という3つの視点で霊言を行っていることが、書籍などでも語られています(『素顔の大川隆法 』に収録)。

これは、大川総裁の霊格と霊能力が非常に高いため、霊に乗っ取られずに総裁のほうがコントロールできるという、「力の差」が歴然としてあるためです。

現在発刊されている公開霊言シリーズは、あの世(天国・地獄)に存在している霊の言葉を語り下ろす「霊言」の他に、現在生きている人の守護霊を降ろす守護霊霊言宇宙人意識を語り下ろす宇宙人リーディングなどがあり、その内容は、時事問題や人生哲学など多岐に渡ります。

霊言についての詳しい説明は、こちらもあわせてご参照ください。

なぜ幸福の科学は霊言を行うのか

幸福の科学は、「あの世や霊など存在しない」という唯物論や無神論に対し、霊言という現象によって」や「あの世」の存在の証明を試みています

人間の本質は肉体ではなくであり、魂は死後も個性を持って存在し、転生輪廻を繰り返しています。また、「あの世」と呼ばれる「死後の世界」や「天国・地獄」と呼ばれる霊界は確実に存在しています。こうした事実を科学的に証明するために、霊言を行っているのです。

過去、あらゆる宗教家はあの世の証明のために生きてきたと言っても過言ではありません。しかし、あの世があることを証明できた人はいないと言われています。

大川隆法総裁は1000回以上の公開霊言を行い、発刊された公開霊言シリーズは600冊を超えています。その内容は、霊人の個性においても考え方においてもさまざまです。現在進行形で収録される数々の霊言をもって、「霊的世界」の徹底的なる証明を目指しています。

霊言は、「あの世」と呼ばれる「死後の世界」や「天国・地獄」の存在の証明など、宗教で最も基本的かつ重要な教えを体現しているのです。

霊言が本物であるという確証は?

霊言は、その霊でなければ言えないことを語ります。例えば、坂本龍馬霊は自分が最期、どのように暗殺されたかを克明に語りました(『龍馬降臨 』 参照)。

特に、今生きている人の守護霊を呼び出して話を聞くと、本人そっくりの考え方を持っており、本人にしか知り得ない情報や本音を語るところを見れば、これが「本物である」と分かるでしょう。

また、それぞれの霊の個性の違いを見れば、とても創作で「霊言」ができるものではありません。

たとえば、先の大戦時に、ナチスから六千人ものユダヤ難民を救った日本人外交官・杉原千畝(ちうね)氏や、台湾の元総統である李登輝(りとうき)氏の霊言に関しては、本人を直接知る人物から、推薦の言葉まで出ています(※参照 「ご子息が霊言書籍を推薦!『杉原千畝に聞く 日本外交の正義論』 」、『日本よ国家たれ!元台湾総統 李登輝 魂のメッセージ 』 )。

これらの霊言の収録は公開の場で行われ、当然、原稿は一切ありません。大川総裁は幸福の科学の関係者だけではなく、一般の人もいる前で、何度も「公開霊言」を行っています。さらに、1回2~3時間の霊言の多くは、録音から起こしてそのまま1冊の本になっています。霊言の収録から書籍の発刊に至るまで、ごまかしは一切ありません。

なぜ外国人の霊が日本語を話すの?

霊言ではチャネリングする人(チャネラー)の言語中枢を使用するため、外国の霊であっても、その思いを受けとって日本語に翻訳して語ることもできます。

例を挙げると、大川総裁が行った霊言のうち、ケネディナイチンゲールなど、比較的最近亡くなった外国人の霊は、英語で話していましたし、インドの神・ヴィシュヌ神は古代インド語で語っていました。また、最初は外国語を話していながらも、だんだん大川総裁や霊媒(チャネラー)の言語中枢を通じて日本語を話せるようになる場合もあります。さらには、「通訳」の霊が間に入って、日本語に同時通訳する形で行う霊言もあります。肉体ではなく「霊」なので、「おもい」を通じて言葉を変換できるのです。

生きている人の守護霊霊言(守護霊インタビュー)とは?

人間には、一人にひとりずつ「守護霊」がいます。「守護霊」は、地上に生きている人の「潜在意識」であり、生きている人の「本心」「本音」そのものです。守護霊と守護されている人間は同じ「魂のきょうだい」(人間の魂は、通常6人で1つのグループを組んでいる)なので、その意識や記憶は一体感を持って共有されています。

また、守護霊は生きている人にいつも付き添うようにしているため、ほとんど本人と同じような考え方、行動をしています。そのため、生きている人の守護霊霊言を行うと、まるで本人そのもののような立場で語ることが多く、守護霊でありながら、自分が守護霊であると分からず、「本人」だと思い込んでいる場合もあるほど、本人とほとんど一体化しているのです。

昔の人の霊が現代のことを話すのはなぜ?

幸福の科学の霊言では、昔の人の霊であっても、現代のことを語っていることがあります。これは、亡くなってからも、その霊がこの世に関心を持っているからです。

人間は死んでも、その意識体は天上界に還(かえ)って生き続けています。愛の心で生きた魂が、地上に無関心ということはありませんし、現代の様子を興味深く見て、情報収集する霊もいます。 また、生前のその人と違うことを言っている人もいますが、霊も成長し、進化するので、生前と同じ考え方のまま何百年も変わらないほうが珍しいのです。

「死んだ時のままで思考が止まっている霊」としては、例えば、連合艦隊司令長官の山本五十六(やまもと いそろく)は、ニューギニアで墜落した時の状態のままで、死後70年近く経って行われた霊言で、「今、私はジャングルの中にいる」と言っていました(『マッカーサー 戦後65年目の証言 』 に収録)。また、マルクスは死後120年以上、無意識状態のままでした(『マルクス・毛沢東のスピリチュアル・メッセージ 』 に収録)。

「霊言」は幸福の科学の教義なの?

霊言は「あの世の証明」を兼ねて行っていることであり、それ自体が幸福の科学の教義というわけではありません。

人は死んであの世に還っても、明確な個性を持って存在している」という霊界の証明を兼ねて行っているので、霊人の意見は霊人の意見として参考にしながら、大川隆法総裁が「説法」として説いてくださったり、「法シリーズ 」などの理論書として発刊されているものが基本的な教義となります。

幸福の科学の教えをもっと知りたい方は、こちらをご参照ください。

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