エル・カンターレ信仰

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大宇宙にあらゆる生命を創り、その始まりから終わりまで、私たち一人ひとり、すべての存在を最も愛し、育み続けてくださっている、「根本仏(こんぽんぶつ)」という存在があります。

この根本仏が人格化し、地球にそのお姿を現したのが、幸福の科学の信仰の対象である至高神・主エル・カンターレです。

エル・カンターレとは

エル・カンターレとは、巨大な霊的生命体であり、地球で最も大切な霊存在です。

いま「大川隆法」というお名前とお姿をとった地上に姿を現されていますが、それはエル・カンターレ存在のなかでも中核意識に近い部分であり、これを「本体」と呼んでいます。

私たちは、「大川隆法」という表現形式を通して、エル・カンターレを感じとることができるのです。

あなた方の前に立ちたるは、
大川隆法であって、
大川隆法ではない。

あなた方の前に立ち、
永遠の神理を語るは、
エル・カンターレである。

われは、この地球の最高の権限を握りたるものである。

われは、この地球の始めより終わりまで
すべての権限を有するものである。

なぜならば、
われは、人間ではなく、法そのものであるからだ。

(書籍『大川隆法 東京ドーム講演集』より)

エル・カンターレとは、「地球の光」という意味です。この地球全体を光り輝かせることを目的とする霊存在がエル・カンターレです。それがエル・カンターレの位置づけです。

「この地球上に生きる、生きとし生けるもののすべてを幸福にする」ということを目的にしている霊存在がエル・カンターレなのです。

私自身は、そのエル・カンターレの魂の中心部分に近い一部が肉体に宿った存在です。この地上に生まれている私がエル・カンターレのすべてではありません。私には天上界に残された魂の部分もあります。両方を合わせて、エル・カンターレとしての存在になっています。なぜなら、霊体としての使命が大きすぎるので、地上の人間として、すべての機能を有することができないからです。

(書籍『真実への目覚め』より)

「エル・カンターレ」本体意識とその分霊

大川隆法総裁の過去世であるエル・カンターレの「分霊」には、釈尊、ヘルメス、オフェアリス、リエント・アール・クラウド、トス、ラ・ムーなどの偉大な魂の兄弟たちが明かされています。本体はそれぞれの分霊がもつ面を統合してもっています。

地球神

経文「エル・カンターレへの祈り」には、「仏陀」「救世主」「神々の主」「地球系霊団の最高指導者」など、エル・カンターレの姿や使命が明かされています。

エル・カンターレは地球神(地球の最終責任を背負っている神)であり、イエスが「わが父」と呼び、仏陀、マホメット、モーセを地上に送り出した存在です。

エル・カンターレとは、「仏陀」(真理を求め悟った方)と「救世主」(悩める衆生を救おうとしている方)とをあわせもった存在です。

仏と神とを合一させた存在であり、地球系霊団のなかで最も権威を持って人類を指導し、人類の草創期以前から地球に責任を持っている大霊の名を、「エル・カンターレ」と称します。(中略)

エルとは「光」、カンターレとは「大地」あるいは「地球」を意味する言葉であり、エル・カンターレとは、「光満てる地球」という意味です。

エル・カンターレこそが地球系霊団の最高大霊であり、この大霊が地球系霊団において最高の責任を持ち、人類の運命に関する最後の決断を下しているのです。(中略)

そして、その目的は「全人類の救済」にあります。エル・カンターレが説く地球的仏法真理によって全人類を救済することこそ、幸福の科学の使命なのです。

(書籍『霊的世界のほんとうの話。』より)

今、私が行おうとしているのは、この地球と宇宙の創世にかかわる部分から、現時点での地球と宇宙の今後のあり方、かかわり方の方向を決定することですが、それと同時に、私には、「地球において、地獄領域の拡大を阻止し、天上界領域や天使の力を強める」という大きな役割があるのです。(中略)

私は、この地球における最終責任を背負っている者なのです。

(書籍『エル・カンターレ信仰とは何か』より)

至高神

さらに、エル・カンターレは、神々が存在する高級霊界においても最高の存在であり、「至高神」です。

「至高神」とは、ユダヤ教やイスラム教などで使われる言葉である「唯一神」とは異なります。

幸福の科学では、他の神々や、菩薩や如来、天使といった高級霊の存在を認めたうえで、神々を束ねる存在としての至高神エル・カンターレを信仰しているのです。

会社には社長がいるように、当然、神々の世界にもリーダーがいます。(中略)その名を「エル・カンターレ」といいます。

幸福の科学は、「エル・カンターレという名の至高神を立てて、今後、数百年、あるいは何千年かかけて、世界宗教として世界をまとめていきたい」という大きな願いを持っています。そのなかには、「平和で、幸福で、繁栄のある世の中をつくりたい」という願いもあるのです。

(書籍『朝の来ない夜はない』より)

簡単に言えば、「仏教やキリスト教、イスラム教などの世界宗教をすべて束ね、精神的な柱になる使命を持った存在として、エル・カンターレという存在があるのだ」ということです。

(書籍『救世の法』より)

大宇宙の根本仏

さらに、エル・カンターレは大宇宙の根本仏であると示されています。

信仰とは、
この光が、大宇宙の根本仏である仏陀を通して、
地上を照らしていると信ずることである。

(書籍『永遠の仏陀』より)

私は、すべての人々、すべての魂を救うために、地上に現れました。
なぜなら、私は「創造」そのものだからです。
私は、この地球の創造力の顕現であり、この大宇宙の創造力なのです。(中略)
あなたがたは、その霊的な力を知っているでしょう。
その霊力の根源を知っているでしょう。
そして、あなたがたは、今、この根源の力とつながっているのです。
この根源的な力を信じ、それと心を同通させ、それを愛している自分を発見するでしょう。
この根源の力とは「根本仏の偉大なる力」なのです。

(書籍『救世の法』より)

エル・カンターレの使命

エル・カンターレは全人類の幸福を願っていますが、その対象はこの世に生きる人間だけではありません。すでにこの世を去り、地獄と呼ばれる世界で苦しむ存在をも含めて、すべての生命を救済しようとしているのです。

また、これまでみずからが指導してきた諸宗教を統合し、新たな地球文明を創造するということも、エル・カンターレの使命であると説かれています。

はっきりしていることは、私自身が再誕の仏陀であること。そして、仏陀を中心として、天上界の高級諸霊と地上の諸宗教を整理・統合して、新しい世界宗教を創り、全世界の人々を教え導き、新文明への道を開くこと。新時代の幕を開ける使命が私に委ねられたのです。

(書籍『太陽の法』より)

【おすすめ経典】エル・カンターレについてもっと詳しく学ぶ

幸福の科学の教えの輪郭が示された基本書です。第6章「エル・カンターレへの道」では、大川隆法総裁がエル・カンターレとしての使命にめざめられるまでの回想が語られ、悟りへの道筋が描かれています。

地球神エル・カンターレ――それは、かつてイエスが父と呼び、ムハンマドがアッラーと呼んだ存在。人類が求めてきた「永遠の疑問」に対する「答え」が、この一冊に。

限りなき神秘性と冴え渡る合理性とを融合した、仏陀の偉大なる悟り――その核心が現代人にわかりやすく説き明かされた奇跡の一冊。

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