よい宗教の見分け方―悪い宗教に人生を翻弄されないためには―【What's幸福の科学】
来世の幸・不幸を分ける「宗教選び」
日本には、18万近くの宗教法人があります。「宗教」というと、十把一絡げにネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、企業や商品のよし悪しと同じように、宗教にも「よい宗教」「悪い宗教」があります。
よい宗教の信仰があれば天国に還れる可能性が高まりますが、悪霊がはびこる悪い宗教なら、死後、地獄に堕ちるリスクが高まってしまいます。宗教選びで、幸・不幸が分かれるのです。
そこで、霊的世界の正しい知識から見た、「悪い宗教の特徴」をピックアップしました。皆様の来世の幸福に繋がる、よき宗教選びの参考となれば幸いです。
不幸は全部先祖のせい?
間違った宗教の特徴(1)責任転嫁の先祖供養
供養の気持ちを持つことは人間として大切です。しかし、「今あなたが不幸なのは、先祖供養をしていないからだ」「先祖さえ供養すれば幸福になるんです」と言って、先祖に責任転嫁し、供養ばかりしている宗教には要注意です。
また、家で供養ばかりしていると、先祖以外の迷える霊が「供養してもらえる」と思って寄ってきてしまうことも……。
正しい霊的真実
先祖自身が生前の「反省」をしてこそ天国に還れる
自分が幸福になりたくて「迷っている先祖を何とかしたい…」と一生懸命に祈っても、先祖が成仏することはなく、自分自身も幸福になれません。先祖が迷っているのは、先祖自身の生前の思いと行いの結果であり、子孫の問題ではないのです。
不成仏という結果を変えるには、先祖自身が、迷いの原因である生前の思いと行いを反省し、悔い改める必要があります。
不成仏な先祖を助けるには、心を正しつつ、感謝と廻向(えこう)を
もし「成仏していない」と思う先祖がいて、子孫として浮かばれるようにしてあげたいなら、何をすべきでしょうか。
まず子孫が、神仏を信じ、家庭を調和させ、不調和な思いが出れば反省するという、正しい信仰の姿を見せることです。その上で先祖に感謝の念を持ち、霊的な光を手向けることが大切です(廻向)。
その光が "浮き輪" となって投げかけられて先祖の苦しみを和らげ、先祖が反省をはじめるきっかけとなります。
【 オススメの経典 】『正しい供養 まちがった供養』
供養の「常識」をくつがえす一冊。
■その読経は効果がない!?。/■自然葬が実はよくない理由!?/■あの世の霊には戒名が通じない!?/■あの世を信じない人は死後どうなる?/■先祖供養型の宗教の危険性とは?/■先祖の「障り」の具体例と対処法
故人と子孫が幸せになる供養を、わかりやすく解説。
視えた!聴こえた!
間違った宗教の特徴(2)安易な霊能信仰
宗教には霊現象はつきものです。しかし、「このお守りがあれば霊現象ができる」と安易な霊現象を推奨したり、「何千人も霊能者がいる」と謳っているような宗教は、霊は霊でも「悪霊」の巣窟になっている恐れがあります。
正しい宗教には「心の教え」がある
「視えた、聴こえた」の霊現象だけでは宗教の善悪は判定できません。仏陀やイエス・キリスト、孔子が数多くの生きる指針を説いたように、宗教においては人格を磨く「心の教え」が大切です。また、学んでいる人がおかしくなっていないかも、正邪を見分けるポイントです。
正しいのは自分だけ?
間違った宗教の特徴(3)極端な他宗排斥
「自分の宗派のみ正しく、他宗は全部間違っている」と考え、感情的な他宗批判をしたり、嫌がる人を強引に入信させようとしたりする宗教もあります。そんな "闘争の宗教" には、たいてい地獄の「阿修羅霊(あしゅられい)」が憑いています。
「波長同通の法則」で見分ける
霊的法則に、波長同通の法則があります。これは「類は友を呼ぶ」の言葉通り、「同じ心の波長を持っている霊と通じ合う」という法則です。
天上界と通じるには、利他心に満ちた調和された心や柔和な言葉が大切です。宗教の指導者や集まっている人をよく観察してみましょう。
「幸福の科学」に改宗してよかった
私が小学2年生の時、親がある新宗教に入信し、私も毎日お経やお題目をあげて育ちました。大人になってから、私は「人を幸せにする菩薩の心を知りたい」と思うようになりました。
しかし、その宗教では菩薩の心を学ぶ機会もなく、明確に答えられる人もなく、やることは折伏と支持政党への投票依頼ばかり。その活動をする信者の動機も、自分の悪しき宿命の転換のためでした。まるで闇夜を手探りで歩くようで、「ここで信心を続けても……」と思いましたが、「脱会すれば地獄に堕ちるぞ」と脅されるため、簡単には抜けられません。
転機になったのは、息子の同級生のお母さんが、大川隆法先生の『太陽の法』をはじめとする「幸福の科学」の本を渡してくれたことです。本を読んで、私は驚きました。「菩薩の心になるための心の教え」「あの世の構造」「この世とあの世の関係」など、新宗教で20年近く学んで分からなかったことが、1日で分かってしまったからです。
またその直後、祈りを通して、指導霊のような存在の声を聞くという神秘体験も積ませていただきました。しかし何より素晴らしいのは大川隆法先生の心の教えです。その実践を通し、「思っていた以上に怒りが強い」という自分の心の歪みに気づき、心を調和させることや愛を与えることの大切さを学んで信仰の確信を得た私は、脅しに負けずに前の宗教から抜け出せました。
以来30年、幸福の科学で霊的真実を教えていただき、まるで太陽が昇ったような明るい世界に導いていただいたように感じます。「私は幸福の科学に出会えて本当に幸福だったな」と思っています。
【 オススメの経典 】『太陽の法』
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宗教は本来、素晴らしいもの
確かに、おかしな宗教もあるでしょう。
しかし、おかしな宗教があるということは、宗教自体がすべて間違っている、素晴らしくないということと同じではありません。宗教は、本来は素晴らしいものです。(中略)
正しき宗教がその姿を現して、その価値を、真理を浸透させていくことが大事なのです。
(経典『理想国家日本の条件』より)
「What's幸福の科学」vol.185 よい宗教の見分け方
悪い宗教に人生を翻弄されないためには
■ 来世の幸・不幸を分ける「宗教選び」
■ 間違った宗教の特徴(1)責任転嫁の先祖供養
■ 間違った宗教の特徴(2)安易な霊能信仰
■ 間違った宗教の特徴(3)極端な他宗排斥
■ 私の改宗体験 …etc
この記事は月刊「What's幸福の科学」vol.185(2024年12月号)より転載・編集しています