寝る前の読み聞かせを始めると、大さわぎになってしまいます。
寝る前の読み聞かせを習慣にしたいのですが、絵本を読み出すと大さわぎになってしまいます。そい寝をしながら絵本を読み、ゆっくり眠りに入る子供達の姿を夢見ているのですが、よい方法があれば教えてください。
(6才女の子・4才男の子・2才男の子のママ)
目的を明確にし、生活の延長線上での方法を選びましょう。
回答者 藤本 禮子 さん
一男二女の母。現在もカウンセラーとして活躍している。著書に『子供の心のパートナーになるために』(潮文社)等がある。
藤本
子供達はママと過ごす時間がとても嬉しくて興奮状態になっているようですね。そんな状況から思えるのは、ふだんの子供達とママとの関わりが、子供達がママに求めているよりも少ないのかもしれないということですね。
今のままではママの望む、そい寝をしながら読み聞かせをするというのは難しいのではないでしょうか。
いっそ時間を決めて、みんなで楽しいゲームなどをしてみるのもよいと思いますよ。
ママ そうですか―。
藤本 寝る前の読み聞かせを習慣づけたいというのはどういう目的ですか。
ママ 本好きにしたいと思いまして…。
藤本
そういう目的なら、読み聞かせは、別の時間にしたらどうでしょうか。
本好きにするには、日頃からママの読書する姿を見せるようにしたり、子供達と一緒に図書館に出かけて好きな本を探させたり、場合によっては一番上のお姉ちゃんがみんなに絵本を読んでお話ししてあげるのもいいですね。
親が子供のために何かしようと思う時は、まずその目的を明確にする必要があります。その上で、子供の個性や年令を考慮し、ふだんの生活の延長線上でできることを、無理なく取り入れることが大事だと思いますよ。
本好きにするにはこうしましょう
ママの後ろ姿を見せる
一緒に図書館へ出かける
(この記事は 月刊「ヘルメス・エンゼルズ」 より転載しました)
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