私はスポーツが好きなので、息子も外遊び好きにしたいのですが……。
うちの子は、外遊びよりも、家の中で本を読んだり絵を描いたりするほうが好きです。私はスポーツ好きのアウトドア派なので、子供にもどんどん外で運動してほしいと思っています。どうすればいいでしょうか。
(6才男の子のママ)
子供には子供の個性があります。まずそれを認めてあげましょう。
回答者 上田 隆 さん
小児科専門医。徳島県の阿南共栄病院診療部長、小児科部長。徳島大学医学部臨床教授。診療の傍ら、全国での講演や医学専門雑誌への連載執筆などで活躍。著書に
『生まれる前からハッピー育児!』
『機嫌のいい子に育つママのくちぐせ』
(幸福の科学出版)がある。
インドア派で調和型の子にどう接する?
(1)得意なものを認めてあげる
(2)時には体を動かす楽しさも
上田 親に個性があるように、子供にも生まれたときからさまざまな個性があります。よく観察すれば、子供の個性は3歳頃までに分かるんですね。
ママ そんなに早い時期にどうやって個性を見抜くんですか。
上田
たとえば、ハイハイにも個性の差は現れます。お母さんが目を離すと、どこまでもはっていくのは進歩的な魂の傾向性を持ったお子さんでしょう。反対に、少し離れただけですぐにお母さんの所に戻ってくる子は、調和を重んじる傾向性があるでしょうね。
こんなふうに子供を観察して、その子なりの個性を発見しながら育てると、お母さんも楽しくなりますよ。
ママ じゃあ、うちの子は調和型の子かしら。親としてどのように接したらいいですか。
上田
お子さんが読書が好きでお絵かきが得意ということなら、まずその得意なところを認め、伸ばしてあげましょう。親に自分の個性を認めてもらえると、子供はとても幸福で、伸び伸びと力を発揮するものです。
時には「公園に遊びに行ってみない?」とうながし、体を動かす楽しさも体験させてあげるといいですね。ただし、無理強いはしないようにしましょう。
(この記事は 月刊「ヘルメス・エンゼルズ」 より転載しました)
オススメ書籍
『じょうずな個性の伸ばし方―お母さんの子育てバイブル―』 (大川隆法 著)
子供の個性を、もっと愛してあげよう。
幼児期の教育法、体罰としつけの違い、正しい胎教から、反抗期の乗りこえ方、病気や障害についてまで――。霊的な真実と5人の子育て経験から導き出された数々のヒントがここに。子育てに悩んだり、疲れてしまったときにお読みいただきたい一書です。
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