あなたの「生き方」は天国?それとも地獄?

誰があの世での行き先を決めるのか

「私は、この世にさよならした後、どうなるのか。もし、天国・地獄があるなら、天国に還れるだろうか?」 そんな心配が心をよぎる瞬間はありませんか。

天国・地獄は実際に存在します。 あなたにとっても、決して絵空事ではありません。

今回は、亡くなった後の行き先は、いったい誰がどのようにして決めているのか、その霊的真実をお伝えいたしましょう。

(※本記事は小冊子「夢人間」創刊号より転載・編集したものです)

【1】 最初の衝撃は、自分の人生を見せられること!

さて、死んで肉体から抜け出し、あの世へと旅立った魂は、次々と衝撃の出来事に出合うことに……。

先に亡くなった多くの霊人たちに見守られ、自分自身の地上の人生全てをスクリーンのようなもので見せられるのです。 不思議なことに、数十年の人生が短時間で映り、本人が忘れていることや、心の中で思ったことなども公開されていきます。

この上映会では、実際の行動だけでなく、相手の感情や思いまでもが手に取るように感じられ、深い深い幸福感や悲しみ、つらさ、悔悟(かいご)の念など、人生のさまざまな面を振り返ることになります。

【2】 生前の反省をする

スクリーンを見ながら、自分自身の反省と共に、観客となって見ている人たちが、善いことや善い思いの場面では拍手をし、悪いことや悪い思いの場面ではシビアに反応します。

※反省とは、本来あるべき仏の子としての光り輝いている自分に照らして、悪しき自分を一つ一つ捨て去り、二度とそうした思いを持ったり、行いをしたりしないように心がけることです。

あなたもチェックしよう

□ 仏や神を敬い、尊んでいる
□ 家族を大切にしていた
□ 病気になっても、笑顔だけは 欠かさないように努力した
□ 困難に対して決してくじけない

□ 悪いことも心で思う分には構わない
□ 愚痴・不平不満が多い
□ いけないと分かっていてもつい周りに流される
□ 他人に対する嫉妬心が強い

【3】 自分自身で行き先を決定する

この世では他人の目をごまかすことができますが、あの世は、心が透明なガラス張りの世界なので、それはできません。

良心に照らして、自分を許せなくなると、自分自身の行き先を理解し、自らの選択で、地獄世界でのさらなる魂の修行を選ぶ人もいるのです。

この世での生き方によって、 あの世の行き先が決まります。

人は、仏に与えられた自由の代償として、間違いを反省し、悔い改めることが必要です。ですから、生前からの反省が大切であり、日頃から心を正すことがとても大事なのです。

皆さまは、「反省をしない罪」というものがあることをご存じでしょうか。 反省は、この世でするか、あの世でするかのどちらかです。

今回学んだように、この世でやらなければ、あの世でやることになります。この世でやっておけばあの世でやらなくてすむのです。 そこで、必ず知っておくべきことが、思いと行いの正しさを知るための基準となる「仏法真理」です。 だからこそ、信仰生活のなかには、「反省の習慣」が含まれているのです。

神秘の法

よく自己反省をして、「残りの人生において、全部は無理かもしれないが、立て直しのできるところは立て直してから、あの世に還ろう」と思わなくてはなりません。

(経典『神秘の法』より)

主エル・カンターレの救いの光―幸福の科学の「供養」

故人を偲び、来世の幸福を祈る供養の心は尊いものですが、その一方で、迷っている故人の霊を成仏へと導くには、正しい霊的知識を知らなければ難しいのも事実です。

主エル・カンターレ、大川隆法総裁は、「どのような心で生きた人が、天国に還るのか」「地獄から天国に上がるには、どうすればよいのか」など、私たちが、この世でもあの世でも正しく幸福に生きるための教えを、数多く説いてくださっています。

すべての人の幸福を願われる、主エル・カンターレの教えから、「正しい供養」のあり方を学んでみませんか?

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