「不幸が続く理由は先祖が不成仏だから」は本当ですか?【霊的世界のほんとうの話】

Q.不幸続きなのは先祖が迷っているせいですか?

A.不幸の原因は先祖ではなく、不幸を呼び込む心の状態にあります。

不幸の原因は、迷った先祖霊にあるわけではない

「あなたが、現在、不幸なのは、あなたの先祖が救われていないからだ」という論理があります。「あなたの何代前の先祖が救われていないから、今あなたは不幸なのだ」「あなたが不幸なのは、その原因をあなたがつくったからではなく、先祖に原因がある」という言い方をする宗教が数多くあります。
たしかに、亡くなった両親あるいは祖父母、それより先の人が不成仏であるがために、生きている人にすがってきていることは、現実にあります。そうした霊障による不幸も、ないわけではありません。 しかし、根本的には、地上に生きている人間の心にこそ責任があるのであり、それによって本人の幸・不幸は現れてくるのです。たとえ迷っている先祖霊がいたとしても、本人が地獄に堕ちる理由は本人の生き方にあるのであり、迷った先祖霊にあるわけではないのです。

まず、自分自身の心を自分で救う

本人が地獄的な生き方をしているからこそ、波長同通の法則※で、迷った先祖霊が取り憑いているのです。そして、同じく苦しみを分かち合っているというか、同病相苦しんでいるわけです。すなわち、そのようなものが憑いているから自分が不幸なのではなく、自分がそういう不幸な心を持っているからこそ、そのようなものを呼び込んでいるのです。 先祖供養も非常に大事なものですが、あくまでも、その出発点は自己責任の原則であり、死者を救う前に、まず、生者、生きている者を救わないといけません。要するに、自分自身の心を自分で救わないと、救ってくれる人はいないのです。まず自分が幸福な明るい光を出してこそ、迷っている先祖をも救うことができるのです。 ところが、自分も真っ逆さまに地獄に堕ちるような人であって、自分の不幸の責任を家族や先代のせいにしていては、決して幸福になれるものではないのです。この辺を間違ってはなりません。このように、「あくまでも自己責任が原則である」ということを知ってください。

※波長同通の法則:「心の波長、心の状態が似ていると、お互いに引きつけ合う」という法則。

主エル・カンターレの救いの光―幸福の科学の「供養」

故人を偲び、来世の幸福を祈る供養の心は尊いものですが、その一方で、迷っている故人の霊を成仏へと導くには、正しい霊的知識を知らなければ難しいのも事実です。

主エル・カンターレ、大川隆法総裁は、「どのような心で生きた人が、天国に還るのか」「地獄から天国に上がるには、どうすればよいのか」など、私たちが、この世でもあの世でも正しく幸福に生きるための教えを、数多く説いてくださっています。

すべての人の幸福を願われる、主エル・カンターレの教えから、「正しい供養」のあり方を学んでみませんか?

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