自分の使命の見つけ方(就職・転職の自己分析にも)
MISSION | あなたにも使命がある
使命は、偉人や映画で描かれているような特別な人だけではなく、一人ひとりが必ず持って生まれるものです。
幸福の科学のスピリチュアル情報をもとに、人生の霊的背景を解説します。
(※本記事は小冊子 「ヤング・ブッダ」 5月号(No.173)より転載・編集)
誰もが自分で、人生計画を立ててくる
人間は魂の親である神様を目指して向上するために、あの世とこの世を何度も転生輪廻( 生まれ変わり)しています。毎回、違った職業や家柄などを選び、新たな人生経験を積みながら魂を磨いているのです。
あの世には、人生計画の調整を行う役所があり、そこに自分の使命( 人生設計)を書いた願書を提出するのが一般的。コンサルタントがチェックし、「少し背伸びをしている」「ここは良い」などアドバイスをもらい、合致するところで決定します。
人生設計の書類には、希望の出生地や両親を書く欄もあります。親子は偶然に決まるのではなく、使命や魂修行の内容に応じて、あの世で子どもの側から両親に生んでくれるようお願いすることが多いです。
ただし、相手はまったくの他人ではなく、過去世でも親子、兄弟、友人といった、縁のあった人に依頼することが多いです。
使命の見つけ方
では実際に、自分の使命を発見するにはどうすればいいのでしょうか。ヒントは、自分自身を振り返り、素質、才能、性格を見つめ直すこと。3つのポイントからたどってみましょう。
1 理想像の中に、使命を見つけるヒントが
あなたには、憧(あこが)れの人、尊敬する人はいるでしょうか。実は、特定の人に惹かれるということは、あなたの中にもその人と同じ素質があるというサイン。身近な人や偉人伝から、強く惹かれる人を探してみましょう。
身近な人から
偉人伝から
2 長所に注目する
才能は、使命を果たすために神様が与えてくださった“ギフト”でもあります。そのため、得意なことの中にも使命を発見するヒントが。
「好きこそものの上手なれ」という言葉の通り、興味関心のある分野にこそ、才能や使命が眠っている可能性が高いといえます。
3 天職 活動に励む
心の奥底から湧(わ)いてやまない思いや、心のうずきがあるなら、そこに使命を見つける鍵があります。興味関心のある分野を掘り下げて就活をしたり、仕事に励(はげ)んだりしてみましょう。その過程で、使命を見いだすことができるはずです。
PLANNING | 人生の目標を立てよう
【STEP 1】理想像を明確にする
まずは、あなたが憧れる人の長所や魅力を記入します。憧れの人がいない場合は、偉人伝を読んで目標にする人を探すのもオススメです。
【STEP 2】人生を振り返って強みを発見する
年代別に、成功体験と、褒められたことを書き出します。次に、自分の強みを過去の経験に基づいて割り出してください。
【STEP 3】興味関心があるものを掘り下げる
あなたの才能がどこにあるのかを探します。やってみたい職業をリストアップして、もしその職業に就いたら何を成し遂げたいか書いてください。
人生の目標を立てる
STEP1~3を総合して、人生の目標を書いてください。現時点では無理と思われることでも、努力によって実現できることがあります。心のうずきを大切に、まずは3年間、目標に向けて頑張ってみましょう。