「愛されている」という感覚がほしい【悩み相談】

幸福の科学では「人生は一冊の問題集」であると捉えて、幸福になるための心の法則を学んでいます。このページでは、幸福の科学の職員が、人間関係の悩みや仕事・家庭での悩みなど、人生の途上で出会う具体的な問題にお答えします。

【 相談内容 】「愛されている」という感覚がほしい。

私は、お付き合いしても「相手から愛されている」という感覚を持つことができず、彼の気持ちが冷めてしまわないか、不安を感じてばかり。もっと愛されている感覚がほしいです。(大学2年・女子)

答えてくれたのは……
幸福の科学エル・カンターレ信仰伝道局 部長代理 女性部・親子担当
松尾 まどか
まどか姉の愛称で親しまれる。女性の幸福全般、恋愛、結婚、夫婦調和等を専門とする。
2010年から恋愛セミナー「Happyな恋が成就する秘密の法則」を開催し、参加者は国内外で2,500名を超える。自身も幸せな結婚をし、1児の母でもある。

※役職等は2014年6月時点のものです

視点を変えてみる

好きな人から好かれたいと思うのは普通のことですし、好きであるからこそ、「いつか彼の気持ちが、どこか遠くへ行ってしまうのでは……」と不安に思ってしまうのもわかります。ただ、そうした気持ちが行き過ぎてしまうと、彼を束縛してしまったり、不平不満の気持ちを向けてしまったりして、関係がギクシャクしてしまうことになりかねません。

まずは、相手から愛されることに目を向けるのではなく、自分自身が「彼のことを愛せていたかな……」と考えてみてはいかがでしょうか。

多くの人は、「愛とは、人から愛されること」と思い、いかに相手から愛を、与えてもらうかを考えがちです。

でも、実は、そうした“相手に求める心”が自らの心の苦しみをつくってしまうんです。なぜなら、自分の望む通りに与えてもらえなかったら、不平不満の気持ちが生まれてしまうから。

幸福の科学では、「愛とは、人に与えることである」と、教えられています。

大川隆法総裁 の書籍『幸福の法』 では、「相手から与えられていないことよりも、自分自身が相手に与えていないことを考え、それに対して反省をし、行動することです。これが幸福への道なのです」とあります。

人からいかに愛されたかではなく、自分がいかに人を愛し、それを言葉や行動にしてきたかを考えることが、自分や他の人の幸せに繋がっていくんですね。

見返りを求めない

その際、与えたことに対して“見返りを求めない”ということも、押さえておきたいポイントです。

「自分がこうしてあげたのだから、相手も同じだけのものを返してくれるのは当然」と思うのは、本物の愛ではないのです。

なかなか難しいことではあるけど、これがイイ女の条件なのではないでしょう。

感謝の気持ちが出発点

「与える愛」に切り替えるために重要なポイントは、“感謝の心を持つ”ということ。

与える愛の出発点はここにあります。これまで生きてきて、あなたは、両親や友人、先生など、たくさんの人から、いろいろなものを与えられてきたはず。「あれも足りない、これも足りない」という気持ちを一旦脇に置き、これまで人にしてもらったことを一つひとつ思い出してみてください。

そのうちに心が満たされていき、幸福感が心の内から出てくるはずです。感謝の気持ちが生まれて、初めて人は、「他人に与えていきたい」と思える自分に変わっていくことができるようになります。

これを実践したら、きっとあなたと彼との距離が縮まり、幸せな恋愛ができるはず。頑張ってくださいね。

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