心が折れちゃった。
1年半片思いだった彼女が、ぼくの友人と付き合い始めました。ショックのあまり、食事ものどを通りません……。
（大学生・男子）
幸福の科学の職員が、人間関係の悩みや仕事・家庭での悩みなど、人生の途上で出会う具体的な問題にお答えします。幸福の科学では「人生は一冊の問題集」であると捉えて、幸福になるための心の法則を学んでいます。
心を鍛えるチャンス
それはショックでしたね……。辛いとは思いますが、あなたの心をもう一段強くしてくれるチャンスでもあると思います。失恋をして落ち込んでいるとは思われますが、「傷ついた惨めな自分」というものをあまり意識し過ぎないよう注意が必要です。なぜなら、心の中で繰り返し、強く意識していることは、現実として引き寄せられるという法則があるからなんです。幸せになりたいと思うなら、マイナスの思いにばかり引っ張られるのではなく、明るい自己像、明るい未来を心の中に描き続けていくことが大事なんですね。
「心はそもそも折れるものではない」
人間の心というものは、本来、そんなに簡単に折れてしまうほどヤワなものではないんです。私たちの心には「仏性」と言って、神仏と同じ性質が宿っています。そこには、「自分が思っている10倍、100倍の力が眠っていて、心を見つめる宗教的行為を通じて、その力が呼び起こされる」と言われています。自分の心を「ポキンと折れてしまう弱いもの」と思えば挫折に耐えられなくなるし、「ゴムボールのように柔軟性があって、簡単に折れたりはしない」と思えば、挫折に対して積極的になれますよ。だから、一定の期間悩んだならば、後は悩み過ぎず、もっといい男になるための試練だと思って、積極的に捉えていくことをおすすめします。頑張ってくださいね！
答えてくれたのは……
幸福の科学エル・カンターレ信仰伝道局 部長代理 女性部・親子担当
松尾 まどか
まどか姉の愛称で親しまれる。女性の幸福全般、恋愛、結婚、夫婦調和等を専門とする。
2010年から恋愛セミナー「Happyな恋が成就する秘密の法則」を開催し、参加者は国内外で2,500名を超える。自身も幸せな結婚をし、1児の母でもある。
※役職等は2014年4月時点のものです
オススメ書籍
『未来の法―新たなる地球世紀へ―』（大川隆法 著）
あなたの心に眠る「無限の力」を目覚めさせよ。
そのとき、未来は変わりはじめる。
「光に満ちたエネルギー体」としての心こそが、真実の心である。心とは折れようのないものだ。
(『未来の法』第2章「心が折れてたまるか」)
※本内容は、月刊「ヤング・ブッダ」第110号より転載し、編集を加えたものです。