「幸福の実現」を目指す政治活動

幸福の科学大川隆法総裁は、2009年5月に、幸福の科学を支持母体とする宗教政党、幸福実現党 を立党しました。全世界において、素晴らしい政治が行われるような運動を起こしたいと考え、具体的活動を開始しました。幸福実現党の立党は、幸福の科学によるユートピア活動の一環です。

幸福の科学はその発足当初より、愛・知・反省・発展(四正道)の教えの実践による、地上ユートピア建設を目指しています。そして、そのユートピア活動の一環として、国家の理想や政治の理想を掲げ、それを実現するための数々のオピニオンを提言してきました。

大川隆法総裁は、国師として、ワールド・ティーチャーとして、世界の進むべき方向を示し続けてきたのです。昨今においては、時事問題をテーマにした法話・講演をはじめ、霊言による社会啓蒙も行い、その内容は、全世界の精舎や支部などで、一般公開されています。幸福実現党公式サイト ザ・リバティWeb においては、それらの内容の速報や抜粋を配信しています。

現在、日本はまさに国難の時代に突入しており、国の舵取り次第で未来が大きく変わる分岐点に立っています。私たちは、政治活動をとおして、未来を拓く政治の理想像を提示していきたいと考えています。人々がこの時代に生まれて良かったと、心の底から喜べるような世界をつくるために、人々を真なる幸福の実現へと導くために、私たちはこれからも活動を展開していきます。

宗教と政治

宗教と政治。両者は対立するものではなく、共に協力し合い、力を合わせて、この国を、そして世界をよくするために必要なものです。

二つの解決方法

人々の苦しみや悲しみを解決していく方法には、宗教的な方法と政治的な方法の二つがあります。一つは「魂を救済し、心を安らかにし、その人に幸福な気持ちを持たせる」という宗教的な方法です。もう一つは「具体的な生活のなかにおいて、人々の苦難や困難を救っていく」という政治的な方法です。具体的な政策を立てたり、生活に困っている人たちを救う具体的な活動をしたりするためには、宗教だけではなく政治の力も必要です。

共通のテーマ「貧・病・争」

宗教には、昔から「貧・病・争」といって、「貧しさ、病、人々の争い事を解決していく」という大きなテーマがありますが、これは、政治においても解決するべき問題です。貧しさの解決も政治の問題、病人を救うことも政治として取り組むべき問題です。また、争いごとを収めることも、政治の問題です。つまり、政治と宗教は、まったく別のものではなく、それぞれ違った方向から、人々を幸福にしようとして努力しているのです。

政教分離規定について

テレビや新聞では、あたかも宗教が政治に参加できないかのように報道されることがありますが、まったくの誤解です。誤解のもとは、「政教分離」という言葉にありますが、日本国憲法の「政教分離」規定は、戦前、国家神道によって、他の宗教が弾圧された歴史に基づき、国家による宗教弾圧が二度と起きないように規定されたものです。つまり、宗教が政治活動をできないという意味ではなく、信教の自由を守るためにあるのです。

宗教による政治活動

政教分離規定は、もともと信教の自由を守るためにあると述べましたが、このほかにも日本国憲法では、職業選択の自由、集会・結社及び言論・出版その他一切の表現の自由が保障されています。「宗教を応援してはいけない」というマスコミや日本全体の風潮は、戦後、教育から宗教を追い出すなどして、日本に蔓延した「宗教に対する偏見」が大きく影響していますが、宗教団体が政治活動をすることに、本来何の問題もありません。

信教の自由を認める

大川隆法総裁が提唱する、新憲法の試案には、第二条に「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」と書かれています(『新・日本国憲法 試案』 参照)。つまり、「信教の自由」を保障し、「ほかの宗教も認める」ことを示しているのです。これは、幸福実現党が目指すものは、「宗教と政治が合体すると怖い」と多くの人が感じている、戦前の「国家神道」のようなスタイルとは、まったく異なることを意味しています。

寛容な宗教政党として

日本には、大局的な視点をもつ、寛容な宗教政党が存在するべきだと考えています。さまざまな宗教勢力、他の宗教を信じる人たちの、よすがとなるような宗教政党が必要です。私たちは、決して破壊的な革命運動、暴力的な革命運動は望みません。宗教を良きものと考える人たちの勢力を結集し、あくまでも、現状からさらなる改善を積み重ねて、発展・繁栄を目指していく。そのような政治活動を展開したいと考えています。

地上ユートピア実現のために

私たちは、人類を不幸にする一切の政治的な勢力と決別し、真理を地上に根づかせて、その真理に基づいた国家運営、政治運営をなしたいと考えます。

未来ビジョン

幸福実現党の何よりも大きな特徴は、国家ビジョンや未来ビジョンを持って活動している点です。そのため目先の人気取りには走りません。幸福実現党は立党当初より、明確な理想・ビジョンを掲げ、不退転の気持ちで、大切だと思うことを伝えてきました。さらに、そのビジョンをかなえるために、数々の具体的な政策 やさまざまなアイデアを出してきました。今後も、まっすぐな活動を続けていきます。

唯物論との戦い

大川隆法総裁は、幸福実現党の立党にともない、書籍『幸福実現党宣言』 を発刊しました。1848年にマルクスが『共産党宣言』を出してより、地球上では唯物論・無神論国家をつくる文明実験が展開されました。しかし、私たちはそれとはまったく正反対のものを目指しているわけです。神仏の存在を認め、正しい仏法真理を信じる人々の力を結集し、地上に真のユートピアを建設する運動を起こしたいと考えています。

書籍「幸福実現党宣言シリーズ」

幸福実現党の立党のきっかけとなった、2009年4月30日の大川隆法総裁による法話「幸福実現党宣言」は、「幸福実現党宣言シリーズ」として書籍化されています。本シリーズは第5巻まで発刊され、中心的な政治思想・政策が示されています(『幸福実現党宣言』 『政治の理想について』 『政治に勇気を』 『新・日本国憲法 試案』 『夢のある国へ―幸福維新』 )。まだお読みでない方は、ぜひご一読ください。

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