知
知 あの世に持って還れるような人生観を持つ
私たちは、誰もが天上界からこの世に生まれてきますが、あの世のことをすべて忘れて生まれてきます。
人間は永遠の生命を与えられた霊的存在です。
この世には、魂の向上のために勉強に来ているのです。
本当の世界のことを知り、天国に還(かえ)れるような生き方をしなくては、幸福になれません。
大川隆法総裁の法話や霊言、数多くの経典には、「仏法真理」という人生のヒントがたくさん詰まっています。
仏法真理は、人生における最高の教科書です。
仏法真理を学ぶことで、正しい生き方ができ、悩みを解決でき、成功していくことができます。
あなたがたが学校の教科書で学んでいるような知識だけが、「知」ではありません。
「本当の知」とは、やはり、「仏法真理」というべきものです。
それを要約すれば、(中略)「本当の世界は、この世とあの世の両方にまたがった世界であって、『人間の本質』は魂といわれるものである。その魂の中核にある部分が『心』であり、この『心』こそが自分自身なのだ」ということになります。
要するに、「心こそが自分自身であると知って、心の教えを学ぶこと」が、この「知」に当たるのです。
(経典『「正しき心の探究」の大切さ』より)
真理知識を智慧に変える
「知」とは、単なる知識のことではありません。
「智慧」を得ることこそ、四正道において求められる「知」です。
本当の知(智慧)は私たちを正しい生き方へと誘い、本当の幸福へと導きます。
『知識』が経験に裏打ちされて、人生観を高めるレベルにまでなったもの、悟りのための導きの言葉にまでなったもの、それが『智慧』である。
(経典『智慧の法』より)
【学びが智慧になるプロセス】
経典や法話で仏法真理を学ぶ
↓
・生活の実体験
・職場の実体験
・伝道の実体験
・悟りの実体験
=実体験と仏法真理を照らし合わせる
↓
智慧に結晶化する
実践 「知」で悩みの原因を見つける
【悩みの原因を発見する】
私たちは、なかなか悩みが解決できずに苦しむことがありますが、実は、悩みの本当の原因がわかっていないことが多いのです。
悩みの本当の原因は何なのか、探ってみましょう。
○あなたが現在抱えている悩みはなんですか?
例)夫婦の不仲
○その悩みの原因は何だと思いますか?
例)夫の性格が我慢できない
○そのほかにも、もっと根本的な原因が隠れていないでしょうか?
例)「夫の性格が我慢できない」と思っていたけれど、本当は性格ではなく、夫の収入が理想より低いことに不満があった。
【おすすめ経典】知についてもっと知りたい方に
霊界の次元構造を徹底解明し、どんな心がどんな霊界に通じているのかがわかります。また、神々や偉人たちの霊格や使命も明らかにされています。
知的探求の本当の意味、そして、神へと通じる知の本質について解き明かされた一書。知に発展段階があるとも説かれています。体系的・理論的に知について深めたい方に。
情報を知識に、知識を智慧に昇華する方法や良質なインスピレーションを受けるための条件など、人生や仕事のあらゆる壁を突破する「智慧」が、この一冊に。