守りは大丈夫か―大川隆法総裁 心の指針186―

(最終更新:

大川隆法総裁 の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」 で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2020年6月号 でもご覧いただけます。

今月の「心の指針」で、人生においては「攻撃」だけでなく「守り」も大切であることが示されました。個人や組織にとって、守りを固めるとは具体的にどんなことなのでしょう。幸福の科学の経理担当・福本光宏(ふくもとみつひろ)さんにヒントを聞きました。

福本 光宏(ふくもと みつひろ)

幸福の科学 常務理事(兼)経理局長

1971年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、1995年に幸福の科学に奉職。琵琶湖正心館、事務局事務部、横須賀支部、メディア文化事業局などを経て、2009年より現職。

現在、中国発・新型コロナウィルスの感染が拡大し、世界が混乱に陥っています。このような時こそ、今回のテーマである「守り」の大切さを考える必要があると思いました。

普段から手を打っておく

疫病の流行に限らず、人生には、さまざまな逆境が訪れます。そうした「踏ん張り時」「守りの勝負時」に人生を破綻させないためには、普段からの準備が必要だと思うのです。例えば、お金の面では、「美味しいものを我慢して、毎日、少しずつ貯金していく」とか、人間関係では「言葉に気を付ける」など、できることは数多くあります。これらは努力感を伴うこともありますが、大事なものを守りたいのであれば、「自分の好きにしたい」という気持ちを捨てることも必要だと思いますし、それによって、「人間の器」も大きくなると思います。

勝つための余裕づくり

私が普段、「守り」を担う経理担当者として準備していることは、「勝つための余裕づくり」です。経理面で余裕がなくなると、組織が危機にさらされることになり、経理担当者としては「負け」だと思うからです。そうならないように、いつも経費削減のアイデアを貯め、機会を見て早めに実行するようにしています。

ただ、それは私一人で実現できることではないので、普段から経営系の御法話を中心に勉強し、経験を重ねて、周りの方に考えを伝えるよう心掛けています。また、「感謝」や「謙虚さ」を忘れずに信頼関係を築く努力も必要です。何事も準備が大切ですし、こうした地道な作業が、「守りの中の攻め」になると思います。

それでも、長い人生では会社の倒産や突然の病気など、自分ではどうにもならないことがあります。そんな時こそ、「神仏への祈り」が必要ではないでしょうか。私も昔、スランプに陥ってしまった時に、幸福の科学の祈願 と秘法を受けたことで、マイナスの思いが出なくなり、再出発できました。その経験から、信仰心は守りを固める上でも大切だと実感しています。


本内容は、月刊「幸福の科学」第400号 より転載し、編集を加えたものです。

大人気の「心の指針」が掲載されている月刊「幸福の科学」は、定期購読 もできますので、ぜひご利用ください!

「『鋼鉄の法』は逆境や挫折の中でも、強い自分をつくるための教えです。自分の人生や組織を守る局面で、自分を変える必要に迫られた時に読めば、勇気が出ると思います。」(福本さん)

関連動画

善悪の逆転―大川隆法総裁 心の指針237―

善悪の逆転―大川隆法総裁 心の指針237―

「理不尽だ」という言葉で、片づけることもできよう。しかし、考えてもみよ。川を下ることは、簡単だが、川を遡ることは、困難なことなのだ。

私は、人間としての義務を果たすために…―大川隆法総裁 心の指針236―

私は、人間としての義務を果たすために…―大川隆法総裁 心の指針236―

夏の夜は、寝苦しくて、朝起きるのがつらい。冬の朝は肌寒くて、やはり朝起きるのがつらい。私の今朝も、そんな巡り合わせだった。

三つ子の魂―大川隆法総裁 心の指針235―

三つ子の魂―大川隆法総裁 心の指針235―

俗に、「三つ子の魂百まで」と言う。幼少時に形成された性格は、老年期になっても変わらないことを示す言葉だ。

開かれた社会―大川隆法総裁 心の指針234―

開かれた社会―大川隆法総裁 心の指針234―

現代の知識人には、霊魂や霊界の存在を伝える、哲学者プラトンが、人間を迷信の殻に閉じ込める暴君に、見えてしかたないらしい。また、プラトンとともに、神への体系を築こうとする哲学者ヘーゲルも、全体主義に見え...

悟りの奥義―大川隆法総裁 心の指針233―

悟りの奥義―大川隆法総裁 心の指針233―

ある人が、「悟りの奥義」を教えてほしいと、夢の中で訊ねてきた。それが判らないから、仏教学も、哲学も、二千五百年間、ガラクタの山を築いてきたのに。

PICK UP

『小説 揺らぎ』大川隆法書き下ろし小説
『小説 とっちめてやらなくちゃ-タイム・トラベラー「宇高美佐の手記」』大川隆法書き下ろし小説
『十年目の君・十年目の恋』(作詞・作曲:大川隆法)