大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。
月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2020年9月号でもご覧いただけます。
今月の「心の指針」では、初恋の幻想的な想い出から、「恋する気持ち」や「愛の心」について語られました。人生のなかで、恋愛の経験にはどのような意味があるのでしょう。幸福の科学の映画事業に携わる、藤垣太希(ふじがきたいき)さんに聞きました。
藤垣 太希(ふじがき たいき)
メディア文化事業局(兼)
ニュースター・プロダクション(株) 部長
1960年、岐阜県生まれ。成城大学法学部を卒業後、大手生活雑貨店を経て、91年、幸福の科学に奉職し、2017年より現職。今秋公開の映画「夜明けを信じて。」ではプロデューサーを務めた。
「初恋の時」という題を見たときは、“切なく甘酸っぱい想い出”を連想しましたが、最後の、「すべてが夢の時間のようだ」という言葉を読んだとき、大川隆法総裁が説かれている「この世は魂修行のための仮の世で、あの世に還ってみれば、すべてが夢幻のようなもの」という仏法真理を思い出しました。
初恋や恋愛など、私たちはさまざまな経験をしますが、それは全部、魂修行の貴重な糧であって、あの世に還ったときには、とても愛おしい記憶になるのだと思います。そして、それ自体がすべて、仏の御慈悲なのだと深く感じました。
苦い経験も人生の糧に
青春期の恋愛では、相手を「愛する気持ち」が、次第に「自分に尽くしてほしい」という「奪う愛」の心になって、破局につながることも多くあります。それはつらい経験ですが、「本当に相手の幸福を願っているのか」を反省する機会でもあります。後から振り返ると、そうした経験が「魂の砥石」となって、人の気持ちや痛みが分かるようになっていることに気づくのではないでしょうか。
自分を高めてくれる存在
若い頃は特に、異性を興味本位で見てしまうことが多いかもしれません。しかし、大川総裁は、恋愛を通して「異性に純粋な憧れを持つことの大切さ」を説かれています。「相手にふさわしい自分になりたい」と努力することが、理想を求めて精進する生き方につながっていくからです。
今秋公開の映画「夜明けを信じて。」 でも、大川総裁をモデルにした主人公・一条悟が、一途に悟りを求めるなかで、あくまでも「自分を高めてくれる存在」として異性に憧れ、精進する姿勢が描かれています。それは、恋に翻弄(ほんろう)されるのではなく、悟りのよすがとして、「人類への愛」に昇華させていく宗教家の姿です。
いま青春期にある方も、すでに過ぎ去った方も、「心の指針」を通して、恋愛の経験を「人生の糧」として見つめてみてください。ご自身の人生を包む大いなる「仏の愛」に、気づいていただければと思います。
本内容は、月刊「幸福の科学」第402号より転載し、編集を加えたものです。
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10月16日(金)公開 映画「夜明けを信じて。」
主人公・一条悟が救世主の使命に目覚め、世に立つまでを描いた作品です。努力することにおいて“スーパーマン”である悟が、ただ一途に悟りを求める姿が見どころだと思います。恋愛も悟りのよすがの一つになっているところを観ていただきたいです。(藤垣さん)
製作総指揮・原作 大川隆法 監督 赤羽博
音楽 水澤有一 出演 田中宏明 千眼美子 長谷川奈央 他
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