大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。
月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2023年1月号でもご覧いただけます。
今月は、人間にとって大きな悩みともなり、喜びともなる「異性」の存在に関して、大切な指針が語られました。長年女性誌等の編集に携(たずさ)わり、現在は精舎館長として多くの人生相談を受けている小澤佐知(おざわさち)さんに、本指針の学びのヒントを伺(うかが)いました。
男女の愛から、高次な愛へ
今月の指針を深く学ばせていただくなかで、「『異性を求める』ということを、どう捉(とら)えるか」によって、その人の人生の方向性が大きく変わるのではないかと感じました。
本指針で高度成長時代から現在までの世相が語られていますが、それは"唯物論が浸透してきた流れ"でもあると思います。唯物的な考えが進むと、この世のことしか考えなくなるので、「自分の欲望や肉体的快楽の追求」が人生の中心になっていきます。
しかし、欲望に執着することは、神仏の眼から観れば"苦しみをつかんでいる"状態です。それでは本当の幸せは得られませんし、死後も、苦しみが続くことになってしまいます。
では、異性の問題を、どのように考えればよいのでしょうか。
大川隆法総裁は、「男女の愛は、より高次な愛に目覚める契機として用意されている」と説かれています。
例えば、夫婦でも恋人でも、相手に何かを要求するだけでなく、「お互いを尊敬し、相手のなかに素晴らしい仏性を発見していくこと」を仏は期待されています。
愛を通して「目に見えない価値」に気づけるようになれば、それが「悟りの向上」にもつながっていくわけです。
本当の幸せを生む愛とは
以前、若いママさんが卵巣腫瘍(らんそうしゅよう)と診断され、お腹の痛みを抱えながら精舎に相談に来られました。
その方は「夫が育児の大変さを分かってくれない」と悩んでいたのですが、精舎で反省が深まり、夫が自分に与えてくれている愛に気づいて感謝できるようになりました。
笑顔を取り戻して、病気平癒(びょうきへいゆ)の祈願を受けて下山された後、再検査に臨(のぞ)むと、腫瘍がすっかり消えていたそうです。
そのように、「奪う愛」の心を脱して感謝と愛を深めていくなかに、本当に豊かで幸福な人生が始まります。
現代は、性の乱れやLGBTQの問題もありますが、まずは男女を創られた創造主の御心を謙虚に学ばせていただくことが、人間にとって一番大切なのではないでしょうか。
「与える愛」の喜びに"開眼"する方続出!「『愛の発展段階』研修」
「『愛の発展段階』研修は、『奪う愛』を脱却して、『与える愛』に目覚めていくプロセスを、具体的に深めていくことができる、千葉正心館 に賜(たまわ)ったオリジナル研修です。『人を愛する喜びに目覚めた!』という感動がたくさん寄せられています。皆様もぜひご参加ください」(小澤館長)
\千葉正心館へのアクセスはこちら/
本内容は、月刊「幸福の科学」第431号より転載し、編集を加えたものです。
大人気の「心の指針」が掲載されている月刊「幸福の科学」は、郵送にて最新号をお届けします。ぜひご利用ください!
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※毎月第1週の放送は心の指針特集を予定しています。
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