厳しすぎた私の子育て【子育て体験談】

時間にルーズで、マイペースな息子に対し、優しさで見守る子育てを学んだ体験談。
N.Cさん(静岡県)・Tくん(小4)
月刊「ヘルメス・エンゼルズ」 先輩ママから子育ての知恵を学ぶ「子育て日記」 Vol.1より転載・編集

マイペースな息子

長男のTはマイペースな性格で、時間にもルーズ。学校に忘れ物をすることも多く、約束を破っても悪びれる様子もありません。
「何回言ったら分かるの! 約束を守れないと、将来、悪いことが起きちゃうよ。」
私は毎日のようにTを叱るうち、いつしか否定的なことばかりを言うようになりました。そのたびにTは、納得のいかない様子で、ぐずったり、いじけたりしていました。
そんな私たち親子に転機が訪れました。今年の夏から、Tが幸福の科学の仏法真理塾「サクセスNo.1」に通いはじめたのです。「楽しかった!」と、元気いっぱいに帰ってきては、「今日は、こういうことで、ほめてもらったよ。」と目をかがやかせるT。
(こんなに素直なTの顔、いったいいつから見ていなかったのかしら。)
しだいに表情豊かに、前向きになってゆくわが子の姿に、私は自分の子育てのあり方を考えさせられました。

厳しすぎると言われた子育て

厳しすぎると言われた子育て

以前から私は、周りの人たちに、「子育てが厳しすぎる」と言われていました。
母から過保護に育てられ、その後、社会に出て苦労した私は、(子どもは厳しくしつけないと、私のように大変な思いをする。)と信じて、これまで子育てに取り組んできたのです。
しかし、Tの変化を見、私はふたたび自分の人生の転機となった大川隆法総裁の著書 『限りなく優しくあれ』 を読み直してみることにしました。


「他人に対して厳しくなりすぎたりしている自分というものがあるのではないでしょうか。私は、人間はいくら優しくても、優しすぎるということはないと思います。いくら優しく生きても、それで充分だということはないと思います。」

その言葉に、私は数年前、母が病に倒れたときのことを思い出しました。
介護疲れから、身も心もボロボロになった私を励まし、支えてくださった幸福の科学のKさんや、支部の友人たちの優しさが鮮やかによみがえってきたのです。

Kさんは愛の思いで、献身的に母の介護を手伝ってくださり、その支えによって、私は笑顔をとり戻すことができました。
そして、いよいよ病が悪化し、つらい状態だったであろう母も、最期のときまで私に優しく微笑みかけてくれたのです。亡くなる前、母はKさんに「私は子育てをしていたときが、人生のなかで一番楽しかったわ。」と語っていたそうです。
(こんなにたくさんの優しさに包まれて、私はなんて幸せだったんだろう。)
注がれていた溢れんばかりの愛情に、私は母を過保護だと責めていた自分の過ちに気づきました。そして、(私の子育ては厳しさに偏りすぎていた。私も母のような優しい母親になりたい。)という強い思いがこみ上げてきたのです。

優しさを言葉に込めて

それまでの子育てのあり方を反省した私は、まず、Tの話を聞くことから始めようと思い立ちました。
「お帰り。今日は学校、どうだった?」
「お友達と何して遊んだの?」
私が話しかけると、はじめは驚いた様子だったTも、しだいにその日の楽しかった出来事を話してくれるようになりました。そして言いたいことを私に伝え終わると、「じゃあ、宿題あるからがんばるね。」と、自らすすんで、机に向かうようになったのです。
(今までTは私が言わなきゃ何もしない子だと勝手に思い込んでいた。そうじゃなくて、私がこの子の輝きを信じていなかったんだ……。)
今までの息子の態度は、すべて私の心、物の見方の反映だったのです。これまで頭ごなしにTを叱ってばかりいたことを、私は心から反省しました。

魂の輝きを信じて

魂の輝きを信じて

それから私は、Tの魂の輝きを信じて、成長を見守るように努めました。
はじめはもどかしく感じることもありましたが、何か一つでも約束を守れたら、「できたね。」「ありがとね。」と、言葉にするように心がけたのです。笑顔で息子の成長を見守ることができるようになると、よい所をたくさん発見できるようになりました。
私の接し方が変わるのと並行して、Tの心も変わっていき、時に厳しく叱ることがあっても、「うん、ごめんなさい。」と、素直に謝ってくれるようになりました。時間にルーズだった点も守れるようになり、忘れ物をすることも徐々に減ってきたのです。
私に、「優しく生きること」の大切さを教えてくれたT、ありがとう。これからも息子の魂が輝くように見守り、支えていきたいと思います。

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『限りなく優しくあれ―愛の大河の中で―』(大川隆法 著)

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