陰陽師や結界について教えてください。【霊的世界のほんとうの話】
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Q.陰陽師や結界について教えてください。
A.陰陽師は、平安時代の超能力者であり政治顧問も兼ねていた存在です。結界とは悪霊の侵入を防ぐ磁場をつくることです。
陰陽師は平安時代の政治顧問でもあった
陰陽師というのは、平安時代に一種の超能力者として宮廷に出入りしていた人たちです。有名な陰陽師である安倍晴明は霊言のなかで次のように語っています。 「われわれの時代には、陰陽道、陰陽の学そのものが、学問としてあったわけでございますが、もちろん、天文学と言っても、今の天文学者が星を見ているようなものではありませんでした。天文によって、国の政のあり方や、政界の要職にある者の使命・運命・天命などについて判断していたわけです。次に頭角を現してくるのは、何者であるか、あるいは、事は秘密を要しますが、要職にある者の亡くなる時期や、政変の時期など、こういうものまで天文と絡めて読んでいたのです。 吉凶を判断し、「凶を避け、吉を取る」という考え方は、現代的に言えば、「幸・不幸は、人間の判断によって分かれていくものである」ということなので、超自然的現象を用いて吉凶をあらかじめ読むことができたならば、不幸を最小にし、幸福を最大にすることは可能なはずです」(『日本を救う陰陽師パワー』より) 政治に関して、「このようにすべきである」とアドバイスをしたり、人事について意見を述べたり、あるいは、政敵を打倒したり、そうしたことも行っていた陰陽師は、政治顧問的な役割をも担う、とても重要な存在だったのです。
江戸時代初期の奈良絵本『たまものまへ』より、算木で占いを行う陰陽師の画。京都大学附属図書館所蔵。
結界は目に見えない「霊的な磁場」
映画やドラマで、陰陽師が結界を張って鬼や妖怪を封印する場面を見たことがある人も多いと思います。結界とは、悪霊や生霊の侵入を防ぐために宗教的空間や、霊的磁場をつくることで、“外界に対する砦”のようなものです。たとえば、神社には「しめ縄」を張って神を祀っていますが、あのようにして結界をつくって、邪霊が入れないようにしているのです。幸福の科学の支部、精舎にも一種の結界ができていて、霊的なオーラがそこを護っています。
参考文献:『日本を救う陰陽師パワー』 『神秘の法』
平安時代の人は、陰陽師を呼んできて、よく病気治しをしていました。当時の文献には、「生霊が来て、取り憑いている」という話がよく出てくるのですが、現在の時点で、私の感触を述べると、「生霊は、やはり存在する。そういう現象は、実際にある」と言わざるをえないのです。
「生霊」といわれるものの正体は何かというと、本人の守護霊でもありますが、それだけではありません。守護霊に本人自身の強い念いが合体しています。守護霊と、本人自身の念、つまり、地上に生きている人の念いが合体して、グワーッとやってくるのです。
特定の相手に執着し、相手に対して、攻撃する念いや嫌う念い、「クビにしたい」「どこかに飛ばしてしまいたい」「死んでしまえ」などというような念いを持っていると、それが、相手のところに行き、ペタッとへばりつきます。そのようにして、相手に病変が表れてくるケースは多いのです。
そのため、これを取らなくてはいけないわけですが、当時、それは陰陽師の仕事でした。その意味で、昔、陰陽師は医者の役も果たしていたのです。
(経典『奇跡のガン克服法』より)
「エクソシスト」という言葉には聞き覚えがあるでしょう。昔、「エクソシスト」という題の映画が何本かあったので、その映画を観ていない人でも、何らかのかたちで少しは聞いたことがあるだろうと思います。
エクソシストとは、日本語に訳せば、「悪魔祓い師」という意味になります。悪魔を祓う人ということです。
キリスト教世界では、悪魔というものは誰でも知っており、その存在を信じている人も多いので、よく通じるのですが、日本では、悪魔は少し知名度が低くて分かりにくく、物語か童話に出てくるもののようなイメージを受けるようです。
日本では、むしろ鬼のほうに馴染みがあるのではないでしょうか。「鬼が出る」という話が昔から言われていますが、あれは、はっきり言えば悪魔です。昔の日本で言う鬼が悪魔なのです。
(経典『現代のエクソシスト』より)
人はなぜ生まれてくるのか。人は死んだらどこに行くのか。
こうした根源的な問いに答えることこそ、宗教の大きな使命であると幸福の科学は考えます。
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