自分の心には、自分で火を点けよ!釈量子の激アツ座談会(月刊「ヤング・ブッダ」2019年5月号)
情熱は見せないと伝わらないよ!
しゃく りょうこ・幸福実現党党首 1969年東京都出身。國學院大學文学部卒業。大手家庭紙メーカーを経て、幸福の科学に奉職。2013年7月より現職。
■釈党首公式Twitter:
https://twitter.com/shakuryoko?lang=ja
■釈党首公式サイト:
https://shaku-ryoko.net/
釈党首の政治活動の原点は?
池田奈由(以下【池】) さっそくですが、釈党首の政治活動の原点は、何でしょうか?
釈量子(以下【釈】) 私は幼い頃から間違ったことに対して見て見ぬふりをできないところがありまして。だから政治に限らず「世の中を変えたい」と思っていました。大学卒業後は、一般企業に就職しましたが、25歳のときに幸福の科学に奉職して、広報局に配属になりました。そこでマスコミ倫理研究会をつくり、「ストップ・ザ・ヘアヌード」運動という社会啓蒙活動をやったんです。
当時、女性のあられもない写真が載った大手雑誌が図書館や飛行機にも置かれるようになって。それで「これは公共の場にふさわしくないのでは」と思って、新聞に投書したり、全国のお母様方と議会への陳情(ちんじょう)や請願をしたりしたんです。
そうしたら、ある会社の社長さんが私の投書をきっかけに「ヘアヌード雑誌の機内持ち回りサービスをやめよう」と言ってくださって。ついには、国内全ての航空会社が該当する雑誌の機内持ち回りサービスを中止しました。「世の中って変えられるんだ」と思ったのが政治活動の原点ですね。
高井俊輔(以下【高】) 政治家を志したのはいつですか?
【釈】 2009年に幸福実現党が立党してからです。入党して政治を勉強するうちに、日本の政治には嘘が多いことを知って、見て見ぬふりをできないと思ったんですね。高井くんもこれは「間違ってる」と思うことはない?
【高】 働き方改革の影響で「休みを取れ」ってよく言われるんですけど、正直、現場は余裕がなくて。結局、会社へ報告している勤務時間以上に働いている人がいるので、意味がないと思います。
【釈】 そうだよね。働き方改革関連法案で残業や有休についての規制が入ったことで、自由に働けない環境になっていますよね。日本人の国民性である勤勉さも失われつつあります。この働き方を続けていると、企業の競争力が下がって、国力低下にもつながりますから、幸福実現党としては、規制緩和を訴えていきたいです。
また最近は、無償化やバラマキが増えていますけど、「学校の制服もすべて無償化しよう」と言っている党もあるんですね。これは行き着くところまで行くと、毛沢東みたいに、みんな“人民服”になっちゃうかもしれない。これどう思う?
【池】 嫌ですね。
【釈】 でしょう。無償化やバラマキというのは、税金が使われますから、必ず規制が入ります。規制が入ると国民は政府に自由を奪われて、飼い慣らされるということを知っておいたほうがいいと思います。
その情熱はどこから湧いてくる?
【池】 以前、釈党首が講話で、「私の人生はどこをとっても信仰と伝道だ」と熱く語っていて、私も釈党首のようになりたいと思ったんですが、その情熱はどこから湧いてくるんですか?
【釈】 いやあ、私は自分で「情熱の申し子じゃないか」と思ったくらい、やる気が湧いてくるタイプで(笑)。
【池】 情熱の火を絶やさないために心がけていることはありますか?
【釈】 読書などで自分の心に火を点けています。大川総裁の著作はもちろん、20代のときは、『竜馬がゆく』(司馬遼太郎 著 文藝春秋刊)を読んで燃えていましたよ。読んだことはある?
【高】 ないです(笑)。
【釈】 えー!人生の損だよ!竜馬が死んだ国家的損失を共有できないと!
【高・池】 (笑)。
【釈】 国のために命を懸けた人の話を読むと胸が膨らむくらい燃えてくるんですよ。そうやって情熱をたぎらせて、出家前は青年部長として仲間を増やして、啓蒙活動をしていました。
【高】 僕も青年部長をさせてもらっているんですけど、人を巻き込むのがなかなか難しいなと思っていて。他の人をやる気にさせる秘訣はありますか?
【釈】 やっぱりね、周りの人のやる気がないことを責めるようだと、リーダーはできないです。「必ず本物の情熱は伝染する」と思わないと。私もまだまだですけど、情熱は見せないと、世間の人は分かんないんですよ。高井くんも池田さんも、まだまだ、おとなしいよ!
【高】 はい(笑)。僕も情熱を高めて、多くの人と青年部活動をしていきたいです!
【池】 私は改めて、釈党首のような熱い方に未来を託したいなと思いました!
【釈】 ありがとうございます。私は日本を太陽のような国にして、世界を照らしていきたいと思っています。皆さんも自分で自分を育て、殻(から)を破り、勇気を持って行動していってほしいです。
釈党首にQ&A!
宗教法人を母体とする幸福実現党は、そもそも政治に参加しても良いのでしょうか?そんな疑問と税金や国防の問題について、釈党首が答えます。
Q2 消費増税についてどう考えていますか?
減税するべきです。増税すれば景気が悪化。税収も低下します。
減税をすればお店の売上と所得が上がり、多くの企業が滞納している法人税も入ります。
Q3 年金制度はどうなるんですか?
今のシステムは長続きしません。積立方式への移行も検討を。
自分の納付分を受給する積立方式にすれば、少子高齢化に影響されず、老後も安心です。
Q4 戦争は嫌。憲法9条は改正しなくてよいのでは?
中国の脅威から日本を守るために、改正は必須です。
現憲法では攻撃を受けなければ手を打てません。被害が出る前に防衛する体制が必要です。
Q5 教育面では、どんな政策を打っているの?
優れた人材輩出のために、公教育の質を上げます。
教育の無償化は学習内容の自由を奪います。規制緩和をして高度な教育を推進したいです。
未来は、あなたがた一人一人の
決意と勇気と行動力の上に
築き上げられていくのだ。
大川隆法 著 『政治の理想について』より
国の未来を背負っているのは私たち若者です。一人ひとりが幸福な未来を描いて、信頼できる政治家を選ぶことが大切です。小さな一票が、やがて未来を大きく変える力になります。この機会に国の未来について考えてみてはいかがでしょうか?