藤倉による冒涜行為への教団見解 ”宗教荒らし”藤倉善郎による信仰への冒涜行為は許されない
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9月11日午後3時半過ぎ、宗教を専門に”荒らし”行為を働く藤倉善郎らによって、見物人を含めて約20名を幸福の科学総合本部前に集合させたうえ、当教団に無断で入手した信仰の対象である御本尊(エル・カンターレ像)を足蹴にするという、前代未聞の信仰に対する重大な冒涜行為が行われました。これは、純粋な信仰者の心を著しく傷つける冒涜行為であって、絶対に許されるべきものではありません。
当教団は、このような冒涜行為を行わないよう強く本人に警告・制止したにもかかわらず、最も神聖な場所の一つである総合本部の前で藤倉らは冒涜行為を行ったのです。
「信仰を冒涜する行為は決して許されない」ということは、近代社会が幾多の尊い犠牲を払って確立した人類共通の経験則であり、この原則を破ることにより、近年も多くの軋轢を生んでいることは、周知の通りです。一例を挙げれば、聖典とされるコーランを焼却したことが広範な抗議行動を呼んでいますし(2012年アフガニスタン・バグラム米軍基地事件)、またキリスト教圏でも、イエスの神性を否定する内容の映画が世界的な抗議デモ・上映制限措置を受けたこともあります(1988年「最後の誘惑」 2006年「ダ・ヴィンチ・コード」)。
彼らは「表現の自由」と言いつつ、蛮行に及ぶなかで「(信仰を)冒涜しよう」と声高に叫んでいました。
しかし、信仰の対象である御本尊を足蹴にするということは、その行使の範囲を逸脱しており、明らかな人権侵害です。各宗教の信仰の対象について互いに尊重する姿勢を取ることは、自由な民主主義社会に不可欠な「寛容の精神」そのものであるとともに、国際社会の基本原則であり、これを踏みにじることは近代文明社会の一員として極めて不適切な行為と言わざるを得ません。
そもそも台湾で慰安婦像に抗議した保守系民間団体とは一切無関係である当教団に対して、「台湾の人々や元従軍慰安婦たちが味わった屈辱と同じ感覚を」味わわせるという考え自体、無理無体なこじつけでしかありません。これは、当教団施設への不法侵入を行って刑事被告人となっており、「宗教は全部否定したほうがいい」との信条を表明している藤倉が、当初から「信仰の冒涜」を主たる目的として計画した、極めて悪質な反宗教行為であり、宗教的には、人間として犯してはならない最大の罪を犯したのです。
世界中のあらゆる宗教が最も大切にしているのが信仰であり、その対象である御本尊を侮辱・冒涜したことは、ある意味で、「すべての宗教を敵に回した」に等しいと言えます。宗教は本来、寛容さを旨としますが、警告・制止を振り切って、この救いがたい愚行を犯した”宗教荒らし”をこれ以上放置してはなりません。信仰の対象を冒涜した藤倉に対して、当教団はここに厳重なる抗議と警告の意を表明します。
藤倉善郎らの信仰への冒涜行為の現場映像
押しかけた”宗教荒らし”藤倉らに抗議する教団職員