【幸福の科学 高裁でも全面勝訴維持】幻冬舎書籍(宏洋著)に対する高裁判決について
当教団は、幻冬舎書籍(大川宏洋著)及び同書に関する宏洋氏のYouTube発言により名誉を傷つけられたため、同書を発行した(株)幻冬舎(代表取締役社長見城徹)及び著者の宏洋氏に対し、損害賠償等を求める名誉毀損訴訟を東京地方裁判所に提起(2023年10月4日)しておりました。
2024年8月9日、東京地裁は、幻冬舎と宏洋氏に対し、当教団への損害賠償として合計165万円(幻冬舎・宏洋氏に連帯して110万円、宏洋氏のみに55万円)の支払いとYouTube動画の削除を命ずる当教団全面勝訴の判決を言い渡しました。この地裁判決を受けて、幻冬舎・宏洋氏側が控訴したため、当教団は附帯控訴を行って損害賠償の増額を求めていました。
2025年1月15日、東京高裁は、控訴審判決において、幻冬舎・宏洋氏側の控訴および当教団の附帯控訴を棄却しました。これにより、東京地裁での当教団全面勝訴の一審判決が維持されることになりました。
地裁判決では、同書内での宏洋氏の複数の虚偽発言及びYouTubeでの宏洋氏の虚偽発言について、当教団の社会的評価を低下させるものであり、真実性が争われた争点については、真実ではなく、真実であると信じるにつき相当な理由もないと認めており、高裁の控訴審判決においても、この認定は維持されたことになります。
なお、当教団は、同書発刊前に、幻冬舎に対して、①宏洋氏の発言には多くの虚偽が含まれていることが当グループとの複数の裁判によって繰り返し明らかにされていること、②同書を発行するにあたっては、相応の裏付け取材と内容の検証が必要であること等、予め注意喚起しておりました。
それにもかかわらず、幻冬舎はこれを無視し、当教団への裏付け取材を全く行わないまま同書を発刊したことは、出版社としての道義に反する行為です。その結果が、地裁に続き、今回の高裁での幻冬舎・宏洋氏側の敗訴判決となっております。
幻冬舎、及び、宏洋氏には、控訴審での敗訴判決を真摯に受け止め、心から反省し、二度と信仰を冒涜(ぼうとく)したり、虚偽発言や誹謗中傷をしないよう、強く求めます。
幸福の科学グループ広報局