【偉人伝】坂本 龍馬 ―明治時代を開いた 維新の志士―
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親子で学べる幸福の科学の小冊子 月刊「ヘルメス・エンゼルズ」No.262より、 坂本龍馬の偉人伝を紹介します。
坂本 龍馬(さかもとりょうま)(1835年~1867年)
明治時代を開いた維新の志士
人生を変えた"黒船"来航
坂本龍馬は、土佐藩(高知県)に生まれました。小さい頃は“泣き虫龍馬”と呼ばれていましたが、18才からは江戸の有名な道場で剣術を極め、たくましく育ちました。
そんな1853年、アメリカの艦隊"黒船"が浦賀に突然現れ、「こちらの要求に応じなければ戦争するぞ。」と言ってきたのです。日本中が大さわぎとなりました。
「大きな船じゃ! 日本が外国と戦うにはもっと力が必要じゃ。」
黒船を見た龍馬は思いました。
自分の国を守れる日本へ
龍馬はしだいに「日本の未来」や「世界」について考えるようになりました。外国についてよく知る人に話を聞いて回り、そして、一つの考えに行きついたのです。
「今の日本ではまったく外国に太刀打ちできん。日本を守るには、新しい政府をつくって日本を強くせんといかんぜよ!」
いよいよ新しい明治時代へ
龍馬は仲間とさらに考えました。
「日本で最も強い薩摩藩(鹿児島県)と長州藩(山口県)が協力すれば幕府を倒せるかもしれん!」
薩摩と長州は敵対関係でしたが、龍馬はあきらめませんでした。
1866年、龍馬の説得が実り、薩摩と長州が協力することに。これを大きなきっかけに、幕府は政治権力を天皇に返す「大政奉還」を発表。江戸時代が終わり、新しい明治時代が始まったのです。
その1カ月後、龍馬は33才で暗殺されてしまいましたが、日本のために生涯をささげた龍馬の活やくは今も熱く語り継がれています。
坂本龍馬クイズ! 偉人伝のなかに答えがあるよ。探して答えてね!
Q.龍馬の人生を変えたアメリカの艦隊は何と呼ばれていたかな?
答えはページの一番下にあるよ
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問題の答え:黒船(くろふね)