【偉人伝】シュヴァイツァー―多くのアフリカの人の命を救った医者―

親子で学べる幸福の科学の小冊子 月刊「ヘルメス・エンゼルズ」No.276より、シュヴァイツァーの偉人伝を紹介します。

シュヴァイツァー(1875年~1965年)

30才から人のために生きる

ヨーロッパのドイツに生まれたシュヴァイツァーは、キリスト教を熱心に学ぶ、誠実な少年でした。彼は21才の時、大きな決断をします。

「私は自分を高めるために学業や音楽に時間を注いできた。しかしそれは30才までだ。その後は人のために自分の人生を使おう!」

そして、アフリカで医者が足りないことを知ると、30才で医者になるための大学に入りなおしたのです。

アフリカで治療を始める

医者になったシュヴァイツァーは38才でついにアフリカに渡りました。

現地には病気を治してもらいたい人がすでに大勢集まっています。しかし、病院の建物もなければ、言葉も通じません。それでも「助けを待っている人を見捨てられない。」と、身ぶり手ぶりで野外での治療が始まったのです。

シュヴァイツァーはその後すぐに病院を建設しました。ところが、安定して治療ができるようになった矢先、戦争が起こったことでヨーロッパに戻されてしまったのです。

アフリカの幸せのために

しかし、シュヴァイツァーの思いは消えませんでした。6年の間、「アフリカへ戻った時にお金が必要だろう。」と考え、働いてお金を貯め、再びアフリカへと渡ったのです。

それからシュヴァイツァーは、また病院の立て直しと人々の治療を始め、「生きとし生ける全ての命を大切にしたい。」という思いを胸に働き続けました。その働きが認められ77才で「ノーベル平和賞」を受賞。90才で亡くなるその日までアフリカの人々の幸せを願いました。

シュヴァイツァークイズ! 偉人伝のなかに答えがあるよ。探して答えてね!

Q.21才の時、シュヴァイツァーはどんなことを決断したかな?

答えはページの一番下にあるよ

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問題の答え:人のために自分の人生を使おう!

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