中絶を避けたい、本当の理由―赤ちゃんの魂を助けるために―

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日本では、届け出があるだけでも年に16万人以上の胎児が中絶されています。
やむを得ない理由であったとしても、胎児に魂が宿った状態での中絶は、霊的にみれば赤ちゃんの魂に相当な試練を与えているといいます。
霊的真実から見た人口妊娠中絶の問題点をご紹介します。

妊娠9週目から子供には魂が宿っている

女性が妊娠して、満9週目になると、母親のおなかに「魂」が宿ります。

私たちは、この世に生まれる前に、あの世で霊として生活をしています。そして、魂をより輝かせるために人生計画をして地上に生まれ、様々な経験を積み、無限の向上を目指している霊的存在です。

これはどういうことかというと、たとえ子供で体が小さくとも、一人前の魂がそのなかに宿っていて、幸福になるための計画を持って生まれてこようとしているということです。

人間を単なる物質だと思っている人は、「魂などないので中絶しても構わない」と考えているかもしれませんが、実際には一人前の大人だった魂が、ホタルの光のようなかたちになって、おなかに宿っているのです。

中絶は人生計画に大きなダメージを与えてしまう

日本では、届け出があるだけでも年に16万人以上の胎児が中絶されていますが、中絶は、その人生計画を白紙にしてしまいます。

場合によっては、なかなかあの世に還ってこられずに、地上をさまよってしまうこともあるのです。

どんな子であっても、人生の目的を持って宿った魂なので、彼らの人生を一方的に奪うことはあまりよいことではありませんし、大切にしなければなりません。

また、一度中絶された魂は、次にこの世に出ようとするときに、「同じ目に合うのではないか」という恐怖心を持ちやすく、魂の傷として残ってしまうことがあります。

霊界には、赤ちゃんを育てる天使たちがいる

いったん肉体に宿った魂は、赤ちゃんの意識になっているので、あの世に還ってもすぐには元の姿に戻ることができません。元の大人の自覚に戻るには、もう一度あの世で成長していかなくてはなりませんが、それには地上の時間で20年くらいかかるのです。

そのため、霊界では、赤ちゃんが大人になるまで世話をしてくれる天使や、天使の予備軍たちが存在しています。

「魂の幸福を願う気持ち」を忘れないで

さまざまな事情があって、中絶が行われているのだろうとは思います。例えば、経済的な問題がある場合や、母体が危険な場合、犯罪による妊娠の場合など、正当な理由、やむをえない事情はあると思います。しかし、愛し合っているカップルに子供ができた場合には、できるだけ、産んで育てるべきだと思います。

そのときは、出たかったけど出られなかった魂に対して、「赤ちゃんが、あの世で元気に成長できるように」、そして「心に傷が残らないように」と充分に祈ることが大事です。
この世に出られなかった魂の幸福を願う思いを忘れないようにしましょう。

幼い子どもを天国に導く「供養」

幸福の科学には、中絶、流産や死産による水子、あるいは、生まれてまもなく亡くなった子ども、まだ物心がつく前に亡くなった子どもたちなど、 幼い魂に向けた経文があります。

それが、幸福の科学の三帰誓願 者に授与される『祈願文①』のなかの「仏説・願文『愛児・水子供養経』」です。
子どもを幼くして亡くされた方は、「自分がいけなかった」「自分が悪いのだ」と自分を責めてしまうことがあるかもしれません。しかし、必要以上に自分を責め過ぎてしまっては、子どもの魂を心配させて、子どもがあの世への旅立つのを難しくしてしまうかもしれません。子どもの魂を救ってあげるためには、親として、正しく霊的真実を学び、供養の祈り、思いを手向(たむ)けてあげることが大切です。

子どもの魂が天使に誘われてあの世へ還ることを祈る心、お互いがその後も精進し成長していくことを祈る心が、子どもの魂を救うことになり、親としての自らの魂も救っていくことになるのです。

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