ソウルメイトを見つけるには? 絆を深める3つのチェックポイント
(最終更新: )
身内でもないのに、身内のような感じがする人、言葉にしなくても自然と思いが通じ合う友人、出会ったときに運命を感じた恋人など、あなたの周りに、不思議なご縁を感じる人はいないでしょうか。
もしかしたらそれは、「ソウルメイト」と言われる、“魂の友人”かもしれません。
ソウルメイトとは、過去何度も一緒に転生輪廻(生まれ変わり)し、共に魂を磨いてきた仲良しのグループ。
その相手は異性に限らず、同性である場合もあります。ソウルメイトはある意味、あなたに幸運をもたらす存在です。
ソウルメイトはどこにいるのか、運命の人と出会う方法とは……。ソウルメイトに隠された秘密に迫ります。
(「ヤング・ブッダ」187号 より引用)
人は「ソウルメイト」と呼ばれる仲間と一緒に生まれてくる
ソウルメイトとは
人は縁のある魂が何十人ものグループとなって生まれるのが普通で、一人だけでポツンと生まれることはありません。そのようにいつも同じ時代に生まれ、助け合い、共に修行をしてきた仲間のことを「ソウルメイト」と呼びます。
"生命の大樹"によって人々はつながっている
人間はバラバラの個人として生きていると思いがちですが、人間の魂は霊的な目で見ると、系統樹のようにつながっているのです。
これは「生命の大樹」と呼ばれ、地球に生きる全ての生命の根源です。「生命の大樹」に関する神話は世界各地に多数存在しています。
生命の大樹から伸びる大きな枝は「民族」で、宗教の違いによって枝分かれしています。枝は「国」「地域」「一定の考え方を持った集団」などに当たり、その先端にある葉が、人間一人ひとりの魂です。そして、あなたを囲むように生えている葉がソウルメイトと呼ばれる人たちです。
【ドラマ】ソウルメイト―魂の約束―(17分29秒)
ソウルメイトの見つけ方
ソウルメイトは身近にいる
ソウルメイトは家族、友人、同僚などとして近くに生まれ、あなたを助けてくれることが多々あります。一方で、ライバルや上司など、あなたに試練を与える人として生まれることも。あなたが過去世で持ち越した課題をクリアするために、一つの神仕組みとして現れるのです。
人は、さまざまな国、時代に生まれ、役割を変えながら人生修行をしています。過去世では兄だったソウルメイトが、今世は息子になることもあるのです。
ソウルメイトと思っていた人が離れていったら?
ちなみに、何らかの理由で人間関係が破綻しても、新しいソウルメイトと出会うこともあるので、人とのご縁を大切にしましょう。男女だけでなくても、男性同士、女性同士でも、「なぜか気が合う」と思う人がいれば、その人がソウルメイトなのかもしれません。
「ソウルメイト」を感じるエピソード
心がつながっている
十数年来の親友に、ソウルメイトだと思える人がいます。彼が考えていることは言葉にしなくても分かるし、何でも正直に腹を割って話せます。友達より深い、切っても切れない仲です。
(20代・男性)
出会った瞬間に分かった
2年前に幸福の科学の支部で出会った方が、ソウルメイトだと思いました。初対面で、「あ、この人は他人じゃない」と直感的に思ったんです。神秘的な出会いに感謝しています。
(20代・女性)
過去世からの縁を感じた
高校時代に出会った友人が、まさにソウルメイトでした。「過去世でも近くにいたんだろうな」と思うくらい気が合うやつで、こいつだけは最後まで自分の味方でいてくれると思います。
(20代・男性)
ソウルメイトとの絆を深める3つのポイント
相手に依存しすぎない
人はお互いに助け合うべきですが、頼りすぎはよくありません。あなたも毎回、助けを求められたら困ると思いませんか? まずは、時間やお金の管理をしっかりして、自立を目指しましょう。
□借りたものは早めに返しているか
□何でもかんでも友達に聞いていないか
言葉に気をつける
親しくなってくると甘えが出て、言葉がキツくなることがあります。たとえ仲の良い友達であっても、配慮のない言葉を言われたら傷つくので注意しましょう。「親しき仲にも礼儀あり」です。
□人を批判する癖はないか
□自分の考えをストレートに話していないか
腹を割って話す
趣味や将来やりたいことなど、徐々に心の内を明かすと、相手との関係がグッと深まります。とは言え、臆病になりすぎて自分の本心や信条を伝えるタイミングを逃さないように気をつけましょう。
□批判を恐れすぎていないか
□過去のトラウマに縛られていないか
合わない人と、どう付き合うか
「どうも肌が合わない人」への上手な接し方とは?
自分を評価してくれない人や、自分にとって気にいらない人は、これからも出てくるでしょうが、そうした人を全部だめだと思わないようにし、気にいらない場合であれば、その人のどこが気にいらないのかを分析することが大事です。
「この部分はどうも肌が合わない。自分としては受け入れがたい」と感じたとしても、他の部分を見て、「この人にもよいところはある。こうしたところはよい」と思っていると、その思いは相手に伝わります。相手は「自分は全面的に否定されているのではない。この人は自分のこの部分をきらっているが、他のところはよく思ってくれている」と感じるのです。
すると、相手の人は自分を変えようとしはじめます。「この人と話すときは、ここを控えればよいのだな」ということが分かるので、相手が変わってきて、そのよいところが出てくるようになるのです。
これは、知らず知らずのうちに、相手の変革を促していることになります。この人にもよいところはあるという見方をすることによって、相手を変えうるのです。しかし、きらいだと拒否してしまえば、取りつく島がなく、どうしようもありません。完全拒否しないことが大事なのです。
女性はこの部分が上手です。たとえば、結婚を申し込まれると、「友達としては好きなのよ」などと言って濁してしまいます。こうした逃げ方など、とても上手です。(中略)男性はこの辺がそれほど上手ではありませんが、女性の技法を少し真似て、「親友ではないが友達だ」という付き合い方も必要でしょう。
「厚かましい人」とは、どう付き合えばいい?
人との付き合い方で、もう一つ難しいのは、相手の侵入をどこまで許すかということです。心の扉を開くと入ってくる。こちらが一歩さがると、もう一歩入ってくる。さらに一歩さがると、また一歩入ってくる。このように、どんどん入り込んでくる人がいるのです。このタイプの友達に困っている人はかなり多いと思います。
これは、友達付き合いを始めたが最後、家のなかに上がり、お米の数まで数えてしまいそうなタイプです。一言でいうと厚かましいわけですが、こうしたタイプであるため、他の人から疎まれる人もいるのです。
したがって、オール・オア・ナッシング、つまり、友人なら全部受け入れ、友人でなければまったく受け入れないという考え方をとるのではなく、距離のとり方を常に考えておく必要があります。「親しくとも、ここまで」という距離のとり方があるのです。一定の距離をとっておくと、長く付き合えるのですが、その距離が短すぎると、お互いに干渉し合って、長く付き合えなくなることがあるので、距離のとり方を大事にすることです。
この辺を間違えると、相手にどんどん入ってこられて、いやになり、パシッと切ってしまうことになります。そうすると、相手は「あれほど自分に好意的だったのに、てのひらを返すような反応をされた。納得がいかない」と考えます。こうしたタイプの人は、「自分が入りすぎた」ということがなかなか分からないので、最初から少し距離をとっておいてあげることです。(中略)
心理的な距離のとり方が上手だと、いろいろな人と付き合えるようになります。ところが、たいていの場合は、深く付き合いすぎるか、まったく付き合わないかのどちらかになって、相手から学ぶものが少なくなっているのです。
(経典『人を愛し、人を生かし、人を許せ。』より)
※この記事は『勇気の法』 『生命の法』 月刊「ヤング・ブッダ」 月刊「ヤング・ブッダ」187号 を元に作成しました
人はなぜ生まれてくるのか。人は死んだらどこに行くのか。
こうした根源的な問いに答えることこそ、宗教の大きな使命であると幸福の科学は考えます。霊的な真実を知ることで、人生は大きく変わります。このサイトでは様々なテーマで霊的真実をお伝えしています。