前世や転生輪廻(生まれ変わり)は本当にある?【霊的世界のほんとうの話】《動画あり》
Q. 前世や転生輪廻は本当にありますか?
A. 本当にあります。人間は永遠の生命を有しており、繰り返し生まれ変わっているのです。
人間は永遠の生命を持ち、何度も生まれ変わっている
あの世の世界は確実にあり、それが人間の本来の世界です。この世で生きている数十年の人生というものは、ほんのひとときの夢、あるいは一時期の旅行にしかすぎません。その間、この地上では、両親の縁によって肉体という「乗り物」に魂が宿り、子孫が繁栄し、何度も何度も魂修行をなすことができるようになっているのです。
「霊として、そのまま霊界で生活していたらよいのではないか。なぜ、わざわざ肉体に宿って生まれてきて、人生の『川下り』をしなければならないのか。やがては死んで、あの世に還らなければならないのに……」と、不思議に思う人もいるかもしれません。しかし、この転生輪廻の秘密こそ、実は、「仏の発明した最大の幸福論」でもあるのです。
いろいろな文化・文明を経験できるのは素晴らしいこと
人間は、肉体に宿って、数十年の人生を生きている間は、ある特定の名前を持ち、「自分は、○○という名前を持った固有の存在だ」と思って、一生懸命に人生を生きるわけですが、永い永い転生の記憶からすると、「それは、あるとき、ある劇に出演した配役の名前にしかすぎない」ということが分かります。「人間は、いろいろな時代の、いろいろな舞台での劇のなかに、違った名前の役者として出演し、演技の腕を磨いている」という事実が分かってくるのです。今は日本人として生きているかもしれません。しかし、一時代前には中国人だったかもしれません。あるいは、イギリス人だったかもしれないし、アメリカ人やフランス人だったかもしれません。かつてはインドやエジプトに生きていたかもしれません。いろいろな文明の、いろいろな文化が花咲いているときに、生まれて、大きくなり、仕事をして、恋をし、結婚して、子供を育て、そして老いて死んでいく……。老いて死ぬことは非常に悲しいことではありますが、それを経ることによって、さらに次なる機会が与えられるのです。これは、とても素晴らしい経験です。