娘が母になる時―大川隆法総裁 心の指針182―

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大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2020年2月号でもご覧いただけます。

今月の「心の指針」では、娘が誕生し、やがて娘が母となって、新しい命が継承されていくことの感動が語られました。子供や孫に命をつなぐことの意味や尊さを、幸福の科学 エル・カンターレ信仰伝道局の吉田美智子(よしだみちこ)さんに聞きました。

娘との思い出

今回の「心の指針」を味わい、自分の娘を授(さず)かったときの喜びや、娘が母になったときの感動が走馬灯(そうまとう)のようによみがえってきました。

私は23歳のときに息子を、26歳のときに娘を産みましたが、娘はなかなか産まれなくて、陣痛促進剤を2本使い出産しました。

私は娘に対し「わがままを言わない、優しい子に育ってほしい」と思い、厳しくしつけました。娘が4歳のときには、兄に口答えをしていた様子を見て感情的に叱(しか)り、押し入れに入れてしまったこともあります。

娘が高校1年生になったころ、私は幸福の科学に出合い、「人間は本来、大人の魂として天国で暮らしているが、魂修行をするために、この世に生まれてくる」「生まれる前に、親子の約束をしてくる」と学びました。娘も、もとは大人の魂であると知り、「子供は親の思い通りに育てられる」と思っていた自分の傲慢(ごうまん)さを深く反省しました。そして娘に、涙を流して、親の権威をふりかざしていた未熟な自分をわびました。すると娘も泣いて、「お母さんだけが悪いんじゃない。私も頑固だから・・・・・・」と許してくれたのです。

信仰を継承していく幸福

それから私は、「愛や信仰を伝えられる親になりたい」と思い、子供を変えるのではなく、「自分を変えよう」と決意しました。娘の仏性(ぶっしょう)を信じて、個性を尊重し、命令口調をやめて感謝の言葉を心がけました。すると、私が変わるにつれ、娘も心を開いて神仏の教えを学ぶようになっていったのです。今では娘も母となり、18歳になる孫も、ともに信仰を学んでいます。

私はこれまで、さまざまな親子やご家族が、信仰をつかんで教えを実践し、本当に幸せになられた様子をたくさん見てきました。この世で命が継承され、連綿と歴史が続いていくことを、神仏は限りない御慈悲で見守っておられるのだと思います。

子育てで悩んでいる方は、どうか、幸福の科学の門を叩いてください。人生がもっと輝いていきますよ。


本内容は、月刊「幸福の科学」第396号より転載し、編集を加えたものです。

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