社会的知性―大川隆法総裁 心の指針200―

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大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2021年8月号でもご覧いただけます。

今月の「心の指針」では、「社会的知性」は会社や仕事関係で求められるだけでなく、人として生きる上で常に念頭におくべき大切なテーマであることが示されました。幸福の科学の教育事業に携わる渡邉和哉さんに、実践のヒントを伺いました。

渡邉 和哉(わたなべ かずや)幸福の科学学園 理事長 兼 ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ チェアマン

1957年東京都出身。東京都立大学経済学部卒業。野村證券投資信託販売株式会社の法人営業部で上場企業等を担当。94年に出家。理事長、事務局長等を歴任し、2020年10月より現職。

「真に良き人」を目指して

今月の「心の指針」を拝読して、「社会的知性とは、ここまで求められるものなのか」と驚かされたのではないでしょうか。

「公私の別」などは一般的にも「社会的知性」として求められますが、大川隆法総裁は、「人や異性や親や子の気持ちが分からない」といった部分にまで言及されています。

「会社では良い人。家では違う」というのは駄目で、会社でも組織でも家庭でも、「真に良き人となりなさい」と言われているのです。

私は企業戦士だった頃、家族を大事に思っていても、妻や子供の気持ちまで考えたことはありませんでした。しかし大川総裁の教えで「愛とは相手を理解すること」と学んでから、自己中心的な愛を抑えて家族の気持ちを考え、「与える愛の実践」を考えるようになりました。

品性や徳につながる志とは

また、「自分を更に高めたい」「魂を向上させたい」と考えるのであれば、「自分が関わるすべての事に、影響を与えているのだ」と考え、より公的な目でもって自分を律し続けていくことが大切だと思います。私自身も日々主の教えを受け、未熟な自分と戦っている最中です。

さらに、自己実現を目指す上では、「何のための自己実現なのか」という動機が問われます。自分の地位や利益を得るために努力をする人は数多くいますが、それでは品性や徳は生まれません。私利私欲を抑え、「人のため」「国や社会を良くするため」という志を立て、神仏の御心と心を合わせ、精進を重ねる中で、品性や徳が磨かれていくのではないでしょうか。

大川総裁は最後に、「信用のある人になりなさい」と語られました。信用される人とは「正直で誠実な人」であると思います。天上界から見られても恥ずかしくない心と行いを重ねていくことが大切だと思います。

多くの方に、この教えに触れていただき、共に世界を輝かせていけたらと思っています。


本内容は、月刊「幸福の科学」第414号より転載し、編集を加えたものです。

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「真の社会的知性」を磨く、幸福の科学の教育事業

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)

幸福の科学学園 関西校

幸福の科学学園 那須本校

「大川隆法総裁が設立された、幸福の科学学園(那須本校・関西校) や、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU) では、一般の学校では教わらない『修養』、つまり『心を練ることで真の社会的知性を磨く道』を、学生も教員も“永遠の学生”として学びを深めています」(渡邉さん)

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