仕事の厳しさ―大川隆法総裁 心の指針216―

(最終更新:

大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2022年12月号でもご覧いただけます。

今月は仕事をテーマに、「自由と責任の関係」や「必要な心構え」等が示されました。幸福の科学財務局の城取孝司さんに、ご自身の実体験や学びのヒントを伺いました。

城取孝司(しろとり こうじ)

幸福の科学 財務局 室長

1952年東京都生まれ。74年、株式会社ヤナセに入社。輸入車の販売でトップセールスマンとして活躍する。91年、幸福の科学に奉職。東京、九州をはじめ全国の地方本部長等を歴任し、2018年2月より現職。

厳しさに耐えてコツをつかむ

今月の「心の指針」を拝読して、「実社会は実に厳しい」というお言葉が非常に印象的で、「本当にそうだったなぁ」と、昔を思い返しました。

私は大学を出て外車の営業の仕事に就きましたが、「新入社員は名刺を一日六十枚頂くまで帰ってくるな」と言われました。一年目は「高級外車二十台」の目標が与えられ、実績が壁に貼り出されます。プレッシャーでしたが、「三年は頑張ろう」と粘って、基本動作や仕事のコツを体で覚え、実績を出していきました。

そして十三年程経った頃、書店で大川隆法総裁の書籍に出合い、私の仕事の姿勢は大きく変わりました。

大川総裁の「相手の立場に立つ」「人を幸福にする」という「与える愛」の教えを学ぶうち、「私が求めていた成功は、本当の幸福とは違うのかな」と感じ始め、「売ろう、売ろう」という自分本位の姿勢から、「お客様に喜んでいただくには」を真剣に考えるようになりました。すると、売れ方に変化が起こり、協力者も増え、ベンツをはじめとする外車累計販売台数で歴代一位になりました。

仕事を通して"魂修行"を

やはり仕事も人生も、仏法真理に照らすと、正しい道が見えてきます。

大川総裁は、「この世は人間の最終的な住処(すみか)ではありません。あくまでも魂のトレーニングの場所です」と説かれていますが、トレーニングなら、多少厳しいのは当たり前。それを知るだけでも、受け止め方が変わると思います。仕事の勘所を知る前に「厳しいから」と諦めてしまうのは、大変もったいないことではないでしょうか。

私もそうでしたが、社会に出て「自由だ。自分のお金で遊べるぞ」と思っても、実際に働いてみると「自分で責任を取れる範囲が、自分の自由になる範囲なのだ」と気づきます。ですから、仏法真理をよく学びながら、人に仕えて仕事を覚え、周りの人の気持ちを知る努力を積んでいくことが大切なのだと思います。

大川総裁の教えを実践すると智慧が得られ、魂の自由が得られますので、私も皆様と共に、今後も精進を続けていきたいと思っております。

「心の指針」で、あらゆる智慧が学べます

「心の成長を目指す方には、大川隆法総裁の「心の指針」がお勧めです。仕事や人間関係、健康など、あらゆるジャンルの教えが学べるので、非常にためになります。私は毎日一針ずつ、繰り返し学んで自分を振り返っております」(城取さん)

本内容は、月刊「幸福の科学」第430号より転載し、編集を加えたものです。

大人気の「心の指針」が掲載されている月刊「幸福の科学」は、郵送にて最新号をお届けします。ぜひご利用ください!

関連動画

善悪の逆転―大川隆法総裁 心の指針237―

善悪の逆転―大川隆法総裁 心の指針237―

「理不尽だ」という言葉で、片づけることもできよう。しかし、考えてもみよ。川を下ることは、簡単だが、川を遡ることは、困難なことなのだ。

私は、人間としての義務を果たすために…―大川隆法総裁 心の指針236―

私は、人間としての義務を果たすために…―大川隆法総裁 心の指針236―

夏の夜は、寝苦しくて、朝起きるのがつらい。冬の朝は肌寒くて、やはり朝起きるのがつらい。私の今朝も、そんな巡り合わせだった。

三つ子の魂―大川隆法総裁 心の指針235―

三つ子の魂―大川隆法総裁 心の指針235―

俗に、「三つ子の魂百まで」と言う。幼少時に形成された性格は、老年期になっても変わらないことを示す言葉だ。

開かれた社会―大川隆法総裁 心の指針234―

開かれた社会―大川隆法総裁 心の指針234―

現代の知識人には、霊魂や霊界の存在を伝える、哲学者プラトンが、人間を迷信の殻に閉じ込める暴君に、見えてしかたないらしい。また、プラトンとともに、神への体系を築こうとする哲学者ヘーゲルも、全体主義に見え...

悟りの奥義―大川隆法総裁 心の指針233―

悟りの奥義―大川隆法総裁 心の指針233―

ある人が、「悟りの奥義」を教えてほしいと、夢の中で訊ねてきた。それが判らないから、仏教学も、哲学も、二千五百年間、ガラクタの山を築いてきたのに。

PICK UP

『小説 揺らぎ』大川隆法書き下ろし小説
『小説 とっちめてやらなくちゃ-タイム・トラベラー「宇高美佐の手記」』大川隆法書き下ろし小説
『十年目の君・十年目の恋』(作詞・作曲:大川隆法)