大切な人に伝えたい「自殺の真実」
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日本では、毎年2万人以上の方が自殺で亡くなっています。これは、毎年大きな戦争や災害が起きているのと同じ規模の死者数です。
また、厚生労働省の発表によると、2022年の小中高生の自殺者数が過去最悪を記録し、女性の自殺者数も3年連続で増加するなど、事態は深刻化しています。
こうしている今も、様々な悩みを抱え、自殺をしてしまう人が後を絶ちません。
生きることの悩みや苦しみを少しでも和らげるために、また、「なぜ自殺してはいけないのか」「自殺をするとどうなるのか」といった疑問にお答えするために、大川隆法総裁の書籍などを基にまとめました。
自殺してはいけない本当の理由
【法話】自殺防止「自殺してはいけない本当の理由-あなたの人生には目的と使命がある」
自殺した人は、死後、どうなるの?
自分が死んでからも、「自分は霊的存在、魂だ」ということを知らない人もいます。
自殺した人のなかには、「死ぬと、あの世に行けて、楽になる」と思って自殺した人もいるでしょうが、はっきり言えば、あの世を信じていなかった人も多いのです。
「この世は苦しい世界だが、生命はこの世で終わりだから、死んでしまえば、この借金も消える。人間関係の苦しみも消える。仕事をクビにされた苦しみも消える。死ねば、この人生の総決算ができる」などと思い、ビルから飛び降りて死んだりする人もいるわけですが、こうした霊が、「魂という存在があるのだ」と知るまでには、かなり時間がかかります。
(『神秘の法』 より)
「今は運が悪いのだ」とあきらめるしかないこともある
いちばん苦しむのは、人間関係における板挟みや、人の評価を巡る問題だろうと思いますが、実際には、自分ではどうしようもないものがほとんどなのです。
自分にできることは「考え方を変える」ということだけです。
「自分がどう考えるか。どのような対応をするか。どういう心の組み立てをするか」ということに尽きているのです。
他人が自分に対して下す評価は、自分の望むように変えさせることはできません。ただ、「自分が、自分自身のことをどう思うか。自分が、どのような態度を取るか」ということは、自分で選べることなので、そこに力点を置いていただきたいのです。
他の人が、あなたをばかにしたり、侮辱したり、からかったり、軽蔑したりしても、「お好きなように」と思うことです。それは相手の自由です。
その人は、仏の子、神の子としての自由性を、悪い方向に使っているのかもしれません。あるいは、その人は、今、あなたを苦しめているように見えるけれども、実は、あなたのことを鍛えるために怒ったりしてくれているのかもしれません。
実際に、その両方の場合がありえます。本当にあなたのことが嫌いで怒っている場合と、あなたを導こうと思っている場合と、その両方があるのです。
人の評価は一つの結果なので、自分が努力して変えられるものを変えていくことです。考え方を変え、人に対する態度を変えることです。まず、「自分のほうを変えていこう」と努力するのが、いちばん良いのです。
(『超・絶対健康法』 より)
自分を許す勇気
知恵を尽くしても勝てず、敗れ去ったとき、次に必要なものは何でしょうか。
それは勇気です。どのような勇気であるかといえば、自分を許す勇気です。
「自分はだめなのだ。こんな人間はだめなのだ」と、自分を責める思いもあるでしょうが、自分を許す勇気も必要です。
「自分なりによくがんばった。力の限りを尽くした。しかし、力及ばなかった。これについては、しかたがない」と、自分を許す力、自分を許す勇気が必要なのです。
「一生懸命、努力し、がんばったけれども、武運つたなく、どうしても成功に届かなかった」というときに、潔く、戦いの矛を納め、負けを認める勇気が要ります。
負けを認めるのはつらいことですが、そうする勇気が必要です。そのときに、自分を許す力というものが出てくるのです。
(『大悟の法』 より)
美しい人生を生きるための秘訣
人生は、この世だけではありません。死のあとにも、この世を去った世界で魂の生活は続いています。
その魂の生活のためにも、今世を無駄にしないことが大事です。今世を大切に大切に使い、無駄にしないでください。両親から頂いた体を無駄にしないでください。
世間の多くの人々が自分を生かしてくれていることに対して、感謝の気持ちを持ってください。
また、「仏や神が、このような偉大な修行の機会を与えてくれた」ということの喜び、「今世、この時代に生まれて、人間として生きられる」ということの喜びを十分に知ってください。
それが、あなたが美しい人生を生きるための秘訣でもあるのです。
(『悪魔の嫌うこと』 より)
ドラマで学ぶ「自殺してはいけない本当の理由」
まんがで読む"自殺したらいけない理由"
自殺を考えている方へ――お悩み別心の処方せん
ウツ、友人関係、いじめなど、人生に訪れる様々なお悩み別に、心の処方せんをご案内いたします。
あなたの周りで自殺のサインを出している人はいませんか?
もしかすると、あなたの知らないうちに、身近な人が心の孤独を抱えているかもしれません。
まずは、その方の心の声に耳を傾けてみましょう。
大川隆法総裁の教えの中から、大切な人を守るための心の処方せんを選びました。
大切な人を自殺で失った方へ
死は永遠の別れではありません
死は、肉体人間にとっては確かに悲しいことではありますが、霊的な目から見れば、あの世への旅立ちであって、本来の世界に還ることです。この世の生活は、外国の学校に留学しているようなものであり、留学が終わって本国に還ることが死なのです。
人情として、あるいは文化として、死を悲しむのは分かりますが、悲しみすぎると問題があるのです。
(経典『永遠の生命の世界』より)
「今思うと、あれが予兆。なぜ気づいてやれなかったのか…」
「あの時、話を聞いてあげていれば…」
遺された方のそんな自責の気持ちは無理もありません。
しかし、自殺のサインは専門医すら見逃すことも多いですし、家族でさえ、完璧に配慮することはとても難しいことです。
大切な人を自殺で失った方へ、必要な心の処方せんを選びました。
【体験談】リストラ、借金、自殺未遂からの再出発
2002年1月21日の夕暮れ。
私は、熱海の海岸に座り込み、缶ビールを片手に、一人、沈みゆく太陽を眺めていました。
夜になり、周囲に人気がなくなると、暗い海に向かってゆっくりと歩みを進めていきました。
(もう、いいや。少し疲れた……)
冬の海の冷たさが身体を刺すように感じられましたが、歩みは止まらず、いつしか海水は膝の高さに達していました。
「自殺防止相談窓口」のご案内
仏法真理に基づいた心の救済を目指して、2020年5月8日(金)より幸福の科学「自殺防止相談窓口」を開設しています。電話やメールにて相談することができます。
幸福の科学「自殺防止相談窓口」
◇電話番号 03-5573-7707
◇メールアドレス withyou-hs@happy-science.org
◇時間 火曜~土曜[祝日を含む]10:00~18:00
※相談料は無料です。別途、通話料・通信料がかかります。
メールでご相談いただいた方へ
自殺防止相談窓口からお返事がない場合、携帯の設定によって届かない場合がございます。
以下の場合、【withyou-hs@happy-science.org】を受信できるよう設定をお願いいたします。
・迷惑メールと判断し、受信拒否・削除されている
・パソコンメールからの受信を拒否している
お手数をおかけしますが、設定後、再度メールをお送りいただけると幸いです。
霊的世界をリアルに描き出した衝撃作として、大きな話題となった映画『夢判断、そして恐怖体験へ』 (2021年公開)。
その続編となる映画『レット・イット・ビー ~怖いものは、やはり怖い~』 は、上でご紹介した相談員Yさんの体験など、実際に起きた5つの心霊恐怖体験を実写映画化しています。
楽曲「死を選ぶ人たちへ」
「悲しみの別れを耐えられなくて、自分も後を追いたいこともあるだろう。
(中略)
でもね、あなたが自殺したく思うのは、あなたに自殺霊か死神が憑いているのよ。」
(楽曲「死を選ぶ人たちへ」※歌詞より抜粋)
※ 本楽曲は「映画『レット・イット・ビー ―怖いものは、やはり怖い―』(夢判断、そして恐怖体験へ2)オリジナル・サウンドトラック 」に収録されています。