なぜ幸福の科学は「宇宙の法」を説くのか?

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幸福の科学の草創期から説かれていた「宇宙」

幸福の科学が立宗したのは1986年10月ですが、それに先立ち、大川隆法総裁は自動書記によって教えの基本書となる『太陽の法』を書き下ろしました(同書は1987年初版)。

『太陽の法』の第1章は「創世記」に当たる部分であり、そこには、「宇宙創世の秘密」として、「地球で生まれた人霊と、宇宙の他の星から招聘され、肉体で来た者や魂で来た者などによって、地球人類ができてきた」ということが書いてあります。

(書籍『宇宙からのメッセージ』より)

『太陽の法』には「宇宙創世の秘密」が記されており、幸福の科学では、宇宙や宇宙人についての教えは最初から説かれていました。根本仏が大宇宙の創造を意図されたときから、地球で最初に人類が創造された当時の様子、そして他の惑星から多様な宇宙人を受け入れてきた地球の歴史が明かされています。

そもそも、私たちが住んでいる地球がその一員であるこの三次元宇宙ができたのは、いまから約四百億年の昔であるといわれています。
(中略)
根本仏は、いまから一千億年ぐらい前までに、三次元宇宙空間の創造を意図しておられ、約八百億年前には、自らの意志でもって、三次元宇宙を統括する巨大霊を創造しました。これが十三次元意識の誕生であり、私たちが認識できる宇宙に関する最初の霊の誕生です。
(中略)
大宇宙空間に、最初の人霊が誕生したのがいつごろだったのか、それは、さだかではありません。しかし、四百億年前に、三次元宇宙の原初的形態ができ、やがて、星雲、銀河系、太陽系といったものができてきたときに、まず、星としての生命が誕生し、それらを基盤として、さまざまな生命が誕生してきたことは、まちがいありません。

(書籍『太陽の法』より)

『太陽の法』では、はじめにアメーバや菌類、高等動物などが創られ、その後、約4億年前に、地球神エル・カンターレによって人類が創造された瞬間が描かれています。

さらに、『太陽の法』と同時期に自動書記で綴られた、幸福の科学の根本経典「真理の言葉『正心法語』」は、「大宇宙に光あり」という言葉からはじまっています。神仏の光によって大宇宙と人間が創造された真実が分かります。

大宇宙に 光あり
光は 仏の 生命なり 
生命に よりて 人は生き
生命に よりて 歴史あり
生命は 永遠に 普遍なり
普遍の 光 射し来たり……

――「真理の言葉『正心法語』」より

「真理の言葉『正心法語』」では、上記のあとに、「大宇宙の法則」に沿って毎日を生き、幸せをつかむための指針となる言葉が展開していきます。深く美しい言葉が連なるこの経文は、全体で100行、約4分で読み終えることができます。幸福の科学では、この根本経典を毎朝晩読むことを、幸福になるための信仰ライフスタイルとしてお勧めしています。

このように、幸福の科学は、大宇宙の根本法則をも包含した限りなく大きな世界観をお伝えしつつ、その世界観や法則に基づいた生き方・人生観をお勧めしているのです。

「宇宙の法」は創世記そのもの

地球創成期において、地球神は他の銀河より宇宙人を招来しました。地球で創造された人類と宇宙人との協力によって、この地球は多様な価値観を包容し、ダイナミックな進化・発展を実現する惑星になったといいます。

現在の科学では認められてはいませんが、みなさんの先祖は、三億年以上の昔、あの恐竜が地球を徘徊していたときに、この地上に生まれたのです。
ある者は霊体として存在していましたが、最初に、そのうちの数百人を実体化させて、この世に肉体を持つ存在として送り込みました。
また、違った種類の人々は他の宇宙から来た人々であり、そのなかから、この地球の環境に適合できる人たちを選んで地上に下ろしました。
もう一種類の人たちは、宇宙からこの地上に下りようとしても、そのままでは肉体として地球の環境に不適合であるため、ハイブリッド(合いの子)にし、地球に住みやすいかたちにつくり変えて地上に下ろしました。
人類の創成期には、この三種類の人間を地上に住まわせました。
そして、私はそのころ、「アルファ」という名で地上に生まれました。
これが、人類の最初の指導者の名であり、今、「エル・カンターレ」という名で呼ばれているものの、「主」といわれるようになる起源です。

(書籍『信仰の法』より)

地球神が創造した人類が繁栄し、7億7千万人を超えたころ、地球神は、人類に指導者としての経験を積ませるため、他惑星からの宇宙人の移住を計画しました。

◆第一陣:3億数千万年前―マゼラン星雲の宇宙人

地球に恐竜が徘徊していたため、高度な科学技術を持つ戦闘性の高い種族(レプタリアン)を招来。

◆第二陣:2億7千万年前―オリオン座の宇宙人

第一陣の移住民が調和を欠いていたため、新しい宇宙人の導入を決定。10億人の大船団が飛来した。

◆1億3千万年前―ペガサス座の宇宙人

地球神エル・カンターレ系の魂が、個性霊として400億人を超えたことを機に、新たに約20億人を招いた。

地球神である創造主エル・カンターレの本体は、これまでに三度、地球に降臨されました。はじめて本体意識が地上に降りられたときは、今から三億年以上前に「アルファ」という名で「始原の法」をお説きになり、二度目は、一億五千万年ほど前に「エローヒム」として地球に下生され、人類に「善悪の違い」をお説きになられました。

そして、三度目は、現在の日本において大川隆法総裁としてお生まれになり、幸福の科学を創り、活動されています。幸福の科学で説かれる「宇宙の法」は、果てしない宇宙すべての創世記をひもとくことにも等しく、生命や存在の秘密を明らかにするものです。

本格的に「宇宙」への探究が始まった2010年

2010年、大川隆法総裁は「『宇宙の法』入門」を説かれ、幸福の科学の歴史において本格的に宇宙の法門が開かれました。

未来文明は「霊界と宇宙の探求」なくしては成り立たないだろう。

(書籍『「宇宙の法」入門』より)

また、現在に至るまで数多くの「宇宙人リーディング」を行い、知られざる宇宙人の実態や、地球の歴史との深いかかわりが明らかになっています。

※地球人として生きている人の「魂の記憶」から、宇宙人だったときの部分を呼び出し、現在進行形の対話ができるかたちで再現すること。

「宇宙の法」については、教科書のように、「全体像としては、こう考えるのが正しい」というかたちで、きちんと整理するには、まだ少し時間がかかると思います。
もう少し調査を積み重ねなくてはなりません。「宇宙人の考え」というものを幾つか出してみて、矛盾するものと、矛盾しないで重なり合い、整合しているものを見分けていき、基本的な考え方を整理していく必要があるでしょう。
例えば、同じ星から来た宇宙人であっても、考えが同じとは限らないところもあります。そういう意味で、まず、いろいろな宇宙人の考えを勉強しなくてはならないため、ある程度、時間をかけて、「宇宙の法」を完成させていきたいと思うのです。

(書籍『宇宙からのメッセージ』より)

みなさんも、「宇宙には宇宙人が住んでいるかもしれない」というぐらいの想像はするでしょうが、「実際に、こんな宇宙人がいて、こういう姿をし、このような考え方を持っている」ということを、今、私は順番に少しずつ出しています。
そして、それぞれの宇宙人について脈絡なく出していくうちに、しだいにつながりが出てきて、全体の関係図やストーリーなどが見え始めてきています。ちょうど、ジグソーパズルを完成させていくように、今、少しずつピースが埋まってきている感じです。

(書籍『不滅の法』より)

こうした探究を通して、魂の起源が宇宙由来である人は3~4割ほどの割合で存在していることが明らかとなりました。地球人として生きながら、過去世宇宙人だった人も数多くいるのです。宇宙人リーディングは、対象者の宇宙人時代の魂を呼び出し、当時の外見や特徴、母星の文化、科学技術など、貴重な情報を聴く宗教的秘儀です。

幸福の科学は、人種の違いや民族の違い、宗教の違い等の垣根を越えようと努力してきたのですが、最近の調査では、さらに、魂のルーツが宇宙人であり、宇宙人の種類の違いもあることまで分かってきたので、これは私も大変だと思っています(『宇宙人リーディング』〔幸福の科学出版刊〕等参照)。元の星が違うことによる価値観の違いもあるわけです。これはそうとう根深いと思います。
要するに、長年ほかの星で生活をしていたものの、そこでの進歩がなくなったので、違う星に転生することにして、地球人として生まれて修行をしているという人が、今、増えてきているのです。

宇宙人たちの感情を透視してみると、地球人の持っている「愛の概念」のなかに、理解できないものがあります。「愛の概念」といっても、「男女が子孫を遺すための愛」「子孫維持のための愛」というものは理解できるけれども、それを超えた愛という概念が理解できない人が大勢いるのです。
(中略)
この地上においては、種族の保存という意味における「男女の愛」以外に、「隣人愛」や「世界愛」「民族愛」といったものが存在します。こうしたものが宇宙人たちには理解できないので、彼らは勉強したいと思い、今、何とか学ぼうとしているわけです。
そして、「自己犠牲」などという精神が、なぜ、高度な知性を持った存在に宿ることができるのかについても知りたいと思っています。
頭がよかったり、強かったりすれば、弱い者を滅ぼせます。それなのに、なぜ、滅ぼそうとはせずに、自己犠牲を払ってでも、愛の行為を示すのか、慈悲の行為を示すのか、平和を求めるのか。それが、なぜなのかが分からないから、勉強したいと考えているのです。

(書籍『青銅の法』より)

※宇宙人が地球で学びたい内容について詳しく知りたい方は、『青銅の法』第2章「自己犠牲の精神」と第5章「愛を広げる力」をお読みください。毎日守ると幸せになる「生き方の指針」が詳しく書かれています。

地球創成、そして人類の始まりのときから私たちと深いかかわりのある「宇宙」。近い将来、地球人類が本格的に宇宙に進出し、宇宙人と出会う「宇宙時代」が到来するでしょう。そのときに、「地球人」としてつかんでおくべき共通の原理とは何なのか、地球から宇宙の人々へと発信できるものとは何なのか―。

来るべき宇宙時代に向けて、大川隆法総裁は、今という時代に地球人が学ぶべき教えを説いています。

それが、幸福の科学が宇宙の法を説き、宇宙に関して数多くのオピニオンを発信している理由です。

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