幸福の科学に入会してみた(2)―宗教に入るメリット・デメリットは?―

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幸福の科学に入るとどうなる? 宗教に入るメリットって何?ネット入会したばかりのおふたりが体験した「幸福の科学」について、座談会形式で本音をうかがいました。入る前と入る後では、何か変わったことはあったのでしょうか?

お話をうかがったのは……

● S.Hさん(24歳・男性・神奈川県)販売職。趣味は旅行に行くこと。
● R.Nさん(25歳・男性・東京都)システムエンジニア。趣味は温泉や銭湯に入ること。

幸福の科学に入ろうと決めたのはなぜですか?

S.Hさん(以下、Hさん):

自分はもともといろんな宗教に興味を持っていたのですが、なかでも幸福の科学の教えがいいなと思いました。

常に発展し続けているし、大川総裁は宗教という枠を超えたオピニオンリーダーだという印象が強くあります。迷った時にここについていけばいいという信頼感がありましたね。

日本人ですから多神教のような考え方には親近感があったので、たくさんの神々を束ねる「主エル・カンターレ」という至高神がいるという世界観もスッと入ってきました。

R.Nさん(以下、Nさん):

僕は宗教を毛嫌いしてたので、大川総裁を評論家として捉えて著作を読み続けていたんです。要所要所をつまみ食いして、仕事や人間関係や、いろんなところに使ってましたね。

でも、何年も書籍を読み続けていると「もっと幸福の科学のことを知りたい」と思うようになって。それと、高校の時、大学の時、さらに社会人になった時に『太陽の法』 を読んだんですけど、3回目にして涙が止まらなくなったんです。

正直、幸福の科学の信者になったらそうとう活動をしなきゃいけないんだろうなと思ったので、(入会の)ハードルはあったんですが……やっぱり『太陽の法』 を読んだ衝撃が決め手になりました。

入会してどんなことがありましたか?

Nさん:公式サイトでネット入会をしたら、会員ページに『入会版「正心法語」』があって、さらに「信仰生活ガイダンス」のページがあったので、ガイダンスに従って信仰生活を始めました。

1日に1度は『正心法語』を読むことを続けるうちに、気持ちが安定して、心に光が差してくる感覚を感じるようになったんです。
それで、幸福の科学の信仰を持つ人に会ってみたいという思いが日増しに強まったんですが、支部に行くと強く勧誘されそうなイメージがあって、怖くて行けなかったです。


Hさん:わかります。支部に行くって、勇気が要りますよね。


Nさん:でも、ある時、決心して東京正心館 に行ったんです。勇気を出して入ったら、館長の男性が出てきてくれて、10分ほどだったと思うんですが、話をしてくれました。
その時に三帰誓願の説明を受けて、僕は三帰誓願をしてみようと決意したんです。すごくいい方に出会えたのもそうですが、『正心法語』を読んで、真理を求める気持ちが高まっていたのを感じます。
『正心法語』の威力はすごいと思います。正直、入会前に200冊の書籍を読んでいたのに『正心法語』についてはまったく情報が得られなくて、ネット入会をしてから知りました。もっと早く知りたかったですね。


Hさん:

『正心法語』の存在自体は知っていても、内容はどこにも一切アップされていませんよね。『正心法語』の説明ページに「般若心経の1万倍もの効果」と書いてあったので、どんなものなのか、本当なのか気になりました。

幸福の科学に入ってみてどうでしたか?

Nさん:『正心法語』を読めることは、入会したことのとても大きなメリットです。お祈りは「ただの気休め」だと思っていたんですが、実際に読むようになってからは毎日のお祈りの効果を実感しました。
仕事をして帰ってくるとクタクタだし、心がザラついているような感じで、それこそ「宗教団体に入ってもメリットはない」みたいな考え方を、すごくするようになるんですよね。でも、『正心法語』を読むと、心身共に曇っていた何かがスッと離れるというか……まさに“悪霊が取れる”という感覚がするんです。
もし、『正心法語』を読んでお祈りすることにこんなに効果があると知ったら、入会や三帰誓願をして『正心法語』でお祈りしたいという人は倍増すると思います。僕は三帰誓願をするまでは、「『正心法語』を読んでは幸福の科学に惹かれる気持ちが高まり、翌日はまた一歩を踏み出せない1日を過ごす」ことの繰り返しでした。


Hさん:私は、ネット入会の時点では信仰心はそんなになかったと思います。「主エル・カンターレを信じているか」と自問してみても、信じているかどうかはわかりませんでした。
でも、ネット入会をした後で大講演会 に参加して、初めて生でご説法を聞く体験をした時にすごく感動したのです。(※1)大川総裁主エル・カンターレと同じ時間を共有しているという一体感を感じて、講演会はすごくよかったです。
それで、次の週末に支部に行った時に三帰誓願式をしたのですが、信仰心を感じたのはその時です。合掌して手を合わせた時に、信仰が確信に変わりました。この世を超えた天上界の光が通ってくるような体験をしました。自分が求めていたものを見つけたと思いました。


Nさん:

幸福の科学のことを知ると「大川総裁や幸福の科学が世界をよくしていこうと声を上げているのに、遠くからただ見ているだけでよいのだろうか」という思いが胸をよぎる人は多いと思います。

でも、何か役に立ちたいという思いは、なかなか自分でも気が付きません。入会して『正心法語』を読んで初めて、自分の本心がわかるようになりました。

入会前後を振り返っての感想はありますか?

Nさん:世の中にはただでさえ「宗教はでたらめを言ってお金を集めているビジネスだ」「入会して個人情報を教えたら、拒否しても拒否できないような激しい勧誘やノルマがある」というような偏見があるので、入る前に、信者の正しい情報が知れたらよかったです。

Hさん:ネット入会の段階では、たぶん、自分が信仰を持っているのかどうかまではわからない人が多いと思います。三帰誓願は、入会してからいろいろな経験を積んで、自然と気持ちが高まれば自発的にしたくなりますから、それを待ってあげてほしいと思います。

Nさん:ネット入会をしてくる人は“ひとり”なので、信仰について語れる人との出会いを求めているし、信者に会えることを期待しているんじゃないでしょうか。書籍や祈願のおすすめを知りたいし、『正心法語』も最初は読み終わるまで長く感じるので、読み方なども教えてもらいたいと思いました。

Hさん:

精舎(※2)は癒しの雰囲気があるので、初心者には人気が出ると思います。ひとりで行くのは怖いので、本当は誰か一緒に行ける人がいるといいのですが。

※2 幸福の科学の精舎について

詳しくは「精舎へ行こう」サイト をご覧ください。精舎へのアクセスもこちらから検索できます。精舎では一人の時間をゆっくり過ごすことができますし、軽食がとれるスペースもあります。信者でない方も来館できますので、幸福の科学の雰囲気を直に体感してください。過ごし方でわからないことがあれば精舎の受付スタッフにお声がけください。

信者になってよかったですか?

Hさん:はい。一番のメリットは、“法友”(同じ教えを学ぶ仲間)を得たことです。生身の同年代の人と話ができるし、古くからの会員さんはいろんなことを知っていて、話が面白いです。

Nさん:最初は、信者にならずにただの読者でいるほうが楽だと思ってました。読者でいると、わかった気になりますから。
本を読んで自分にとって都合のいい部分にマーカーを引いて、この本はよかったと思う。でも、実際は自分にとって耳の痛い部分は見過ごしていて、自分は何にも変わっていなかったということもよくあります。
僕は大川総裁の本を何冊も読むうちに「自分独りで本を読んでいるだけだと、えてして、自分に都合よく物事を考えてしまうのです。(中略)真剣に教えを求める気持ちがあるならば、きちんと指導者につくべきです。そうしないと分からないことがあるのです

」という一節(『信仰のすすめ』 第3章より)に出会って、入ったほうがいいのかと思い始めました。

実際に活動してみたり、同じ信仰を持つ仲間と語り合ったりすることで初めて、本当に内容を理解できているか試すことができると感じます。あとはやっぱり『正心法語』ですね。『正心法語』のよさは入らないとわかりませんでした。

――おふたりとも、インタビューにお答えいただき誠にありがとうございました。

続・幸福の科学に入会してみた―入信1年後のホンネを暴露―

入会したばかりのお気持ちを聞かせてくださった方に、時期を置いて再度インタビューを行いました。幸福の科学の信者になってから約1年が経ち、以前と変わったことはあるのでしょうか。今感じていることについてお聞きしました。

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