嫉妬について ―大川隆法総裁 心の指針164―

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今月の「心の指針」では、嫉妬(しっと)の苦しみを乗り越える方法や、人として成長していくことの喜びについて説かれました。誰もが経験する嫉妬心や劣等感を克服するためのポイントを、幸福の科学の地方本部長 丹羽孝行(にわたかゆき)さんに聞きました。

大川隆法総裁 の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の小冊子 月刊「幸福の科学」 で連載されています。全国の支部 でもポスターを掲示しており、幸福の科学 の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

嫉妬が尊敬に変わったとき

「嫉妬」と聞いて思い出すのは、二十歳のころの出来事です。当時私は、商売を学びたくてスーパーの鮮魚部で働いていました。そこに、厳しい厳しい上司がいたんです。

若くて仕事ができる人で、私に魚のさばき方や接客の仕方を教えてくれるのですが、いちいち厳しいので嫌気がさしました。

(そんな上手いこといかんわ!)

その反発心のなかには、仕事ができる上司への嫉妬もありました。

しかし、長く上司と接するうちに、ふと気づいたんです。(この人の厳しさは、仕事への真剣さなんだ)と。そのように見方が変わると、上司から素直に学ぼうと思えるようになりました。すると、私も仕事力が身についてきて、上司に抱いていた嫌悪(けんお)や嫉妬が、信頼と感謝に変わっていったのです。これは私にとって大きな教訓となりました。

自分自身の成長を目標に

それから十数年後。私は大川隆法総裁の教えに出合い、「嫉妬の相手は自分の理想像。相手を肯定し、努力することで嫉妬を乗り越えられる」と学びました。私自身の体験を振り返っても、「嫉妬する相手から学ぼう」と思えるようになるには、自分の小さなプライドを捨てなければならないので、それ自体が心の修行になるのだと思います。

また、幸福の科学では「人生の目的は魂修行」であり、「死後は、それぞれが自分の心境に合った霊界に還る」という霊的人生観を学びます。これを知ることも、嫉妬の悩みを解決する力になります。

つまり、人生で本当に大切なことは「他人に勝つか負けるか」ではなく、「今の自分を乗り越えられるか」です。人との比較で苦しむ必要はなくて、自分自身の目標を定め、そこに向かって一歩一歩を進めていく。そこに人生の意味も面白みもあるのではないでしょうか。

嫉妬や劣等感に悩む方は数多くおられます。そうした方々の救いとなるためにも、幸福の科学の教えを広く伝えていきたいと思います。

本内容は、月刊「幸福の科学」第378号 より転載し、編集を加えたものです。
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